on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

今日は長崎に原爆が投下された日

2022-08-09 11:02:00 | 日記・エッセイ・コラム
 380年前に造られた「眼鏡橋」、グラバー邸、夜は稲佐山から見る100万ドルの夜景、
こんな素敵な異国情緒満点の長崎に原爆が投下されたのが、77年前の8月9日。







 世界平和が脅かされつつある昨今、長崎に行く機会があったら原爆資料館にも足を運んでみてください。
 焼け焦げた弁当箱、熔けたガラス瓶、原爆が投下された11時2分で止まった時計、日常生活にある展示が
多くて生々しく、あらためて平和のありがたみを感じます。


平和の像(上を指した右手が原爆の脅威、水平に伸ばした左手が平和、閉じた眼が黙祷を表しています)


落下中心地標柱(この黒い柱の真上で原子爆弾が炸裂したそうです)


ある少女の手記
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箕面の滝でマイナスイオン浴

2022-07-16 22:46:23 | 日記・エッセイ・コラム
 久しぶりのハイキングは箕面からのハイキングコースを行く予定だったのですが、前日夕方からバケツをひっくり返したような土砂降りになってしまい、ハイキングは中止になってしまいました。

 「かわりに舗道を行ける箕面大滝まで歩きましょう!雨で水量が増えて迫力ありそうやし」ということになり、阪急電車で箕面駅に向かいました。今回のメンバーは5人、駅前から箕面市のキャラの滝ノ道ゆずるくんに見送られながら緩い勾配を上りはじめます。雨は上がって薄日が差す陽気、歩き始めると名物のもみじのてんぷらを揚げるお店が目立ち、バブル期に建てられた温泉施設に繋がるエレベーターが前方の丘に存在感を放っています。




 日差しに当たると暑いですが、左から寄ってきた箕面川が涼しい空気を運んでくれています。お土産屋さんや川床の付いたお食事処があるエリアを過ぎ、金閣寺のように鳳凰が屋根のてっぺんに鎮座するお寺を越えると、森林の中を行くようになります。川幅が広がったあたりでは、水遊びをする子供たちの声がにぎやかです。





 谷は深くなり、道から川を見下ろしても見えない程になって川からの涼しい風が届かなくなると、ホントにこの先に滝を見られる場所があるのかと不安になってきます。キャラはゆずるくんですが、道は車が通れるくらいに広く、譲り合う必要もなくて人も少なめなので、マスクを外してみると心地よかったです。滝までの距離を示す標識の数字が1.0、0.9kmと段々小さくなり、箕面駅から歩くこと40分、滝つぼの前に到着しました。



 箕面川の本流がまともに落下する滝つぼは広いのですが、手前の展望台にいてもひんやりするくらいに涼しく心地よかったです。
ここで、持ってきたパンの昼食。周りにもお弁当を広げる人、滝つぼの縁に腰かけて涼を楽しむ人、連れてきた子犬にご飯をあげる人、みんなそれぞれ、滝の涼しさを楽しんでいるようでした。



 暑かったり、雨だったりで外出する機会が少なくなっていましたが、久しぶりに自然の中に身を置いて、よい一日になりました。
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えーっ、この景色はもう見れないの?!

2021-09-05 20:44:36 | 日記・エッセイ・コラム
 緊急事態宣言で引きこもりを余儀なくされている休日に本棚を整理していたら、学生時代の北海道旅行のアルバムが入っていました。ご丁寧に日付とコメントまで書いてあって、思い出すことも多くて、棚の整理はそっちのけで懐かしかく眺めていました。この時が初めての北海道でしたが、その後の何度かの渡道で再度訪問したところも数ヶ所ありました。

その時以来行っていないところは今どうなっているのだろう。ご無沙汰スポットの然別湖、層雲峡、礼文島の現状をネットで調べてみると、どこもあのときのままというわけにはいっていないようで、然別湖は遊覧船が廃止されて、そのとき行った三大秘湖のひとつ「東雲湖」が一層行きづらくなっており、礼文島は西海岸を縦走する「愛とロマンの8時間コース」が海岸線の危ない箇所を避けるようにルート変更されておりました。

 しかし、一番驚いたのは層雲峡でした。




 ここではレンタサイクルで石狩川沿いの国道を遡上しながら柱状節理と川にそそぐ滝の数々を眺めたところなので、googlemapのストリートビューで当時と同じようにたどってみました。層雲峡温泉から国道39号線を北見方向へ向かいます。すると当時はなかったトンネルに入るので、右に伸びる旧道へ入り、流星の滝、銀河の滝、左手にはこの2つの滝を同時に見れる双瀑台の登り口が確認できたのですが、道路が駐車場になっています。

 以前もこの先に車はトンネルのある新道でサイクリングロードは旧道というところがあったので、それと同じだろうと前に進めると行く手を阻まれました。道は続いているのですが、ストリートビューはこれ以上進めません。

↑googlemap ストリートビューより引用

 一方、トンネルに入った国道は、サイクリングロードの終盤だった大函の手前まで3キロ以上もトンネルから出ないようになっています。国土地理院の地図でも元の道路は同じ位置から先が抹消されています。

↑googlemapより引用


↑国土地理院地図より引用

 googlemapの航空写真でたどると、川沿いに道路の跡が確認できますが、ところどころに崖がくずれたのか、木が生い茂ったのか、木々の緑色が重なっているところがあります。確かに私が行った翌年に大規模な土砂崩れがあって、国道の一部がトンネルになったことはニュースで聞いていたものの、元の道はサイクリングロードとして使われていると思い込んでいたのですが、ここが通れないことで、細かい柱状節理が並ぶ小函や水が広がって落下する錦糸の滝などの景色を眺めることはできなくなっていました。

↑googlemapより引用

 その後に層雲峡に行ったという人から「期待外れだった」とか「大したことなかった」という声が聞かれましたが、観光バスでちょっと立ち寄った程度でゆっくり見られなかったのだろうと思っていましたが、今更ながら納得がいった感じでした。

 峡谷や滝は、地球の歴史レベルで言えば変化の過程であって、永遠に同じ姿でいるわけではなくくずれることは避けられないようです。新潟県の清津峡のように渓谷沿いにトンネルを掘ってそこから覗き見るようにしたり、黒部渓谷のようにダム開発用のトロッコを活用したものの安全を確保しきれず開業当初は「万一の場合は保証しません」と表記して観光客を受け入れたり(今はそんなことはありません)と観光資源として活用するには苦慮しているようです。層雲峡はスケールが大きいのでトンネルは無理だし、今時に万一の場合保証しませんなんてわけにもいきません。であれば、変位計などを設置して、がけ崩れの前兆がみられたら立ち入り禁止にするなどの安全策をとって旧道を再利用してみるのもよいかもしれません。

 で、こんなスケールの大きな提案をしながら、小さい本棚の整理すらできずに休日を終えるのでした。


↑これが小函(個々の柱状節理のサイズは大函より小さいけど、全体の大きさは小函の方が大きい)

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皆既月食ほとんど曇

2021-05-26 23:38:17 | 日記・エッセイ・コラム
 みなさまの地域では、2021年5月26日の皆既月食を見ることができましたでしょうか。

 東京では序盤の欠け始めの時間は、空を見上げると雲が切れているところもあるのに肝心のお月さんのいるあたりに雲が掛かって月の位置すらわからない状態。諦めながらも、時々空を見ていたら、雲が薄くなって月明かりがぼんやり見えるようになり、ほんの数分でしたが見ることができましたが、物足りなさを感じていました。



 以前から、月が綺麗に見えていたらデジカメで写真を撮ったりしていたので、過去の月食の写真があるか確かめてみると、2018年1月31日は1枚だけで、あとはライブの写真でした。その前もカーリングのレセや講座メンバーと会食など、楽しいこととのコラボ?になっていました。

 日食よりも見られる確率は高いし、数週間前から日食グラスを用意して待つようなこともないので、「ほかに予定がなければ見ますか!」くらいの感覚でいたことが窺えます。
 今回、がっかり感が大きかったのは、コロナ禍で様々な楽しい予定が浮かんでは消えていく中で、月食というイベントに知らないうちに期待していたためだったようです。

 見られたのはちょっとだけでしたが、欠けた状態から復活しつつある段階を見ることができたので、“よし”とします!
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妙光寺山から三上山を目指して

2020-11-21 13:22:35 | 日記・エッセイ・コラム
 手軽に登れる低山ハイキングによく行くようになって気付いたのは、登山の難易度は山の高さとは比例しないということ。今回のコースは、標高265メートルの妙光寺山から432メートルの三上山への縦走、4時間ほどで歩けるルートです。

 野洲の街と琵琶湖が見える妙光寺山の山頂に立った我々七人は、三上山を目指して一旦下りに入ります。


山ではよく見かけるのですが、迷わないようにと樹木に結びつけられたピンクのリボンをたどりながら進むと、道はだんだん急になってきました。手袋を着けて左右の木に手を着きながら進みます。中には立ち枯れたものもあって、うっかり体重を預けようものなら力なく折れてしまったりするので油断ができません。先頭を歩くメンバーから「これ、間違えたかも~」の声、「どうする?山頂に戻るぅ?」の呼びかけに、「じゃ、戻ろうか!」と言う者はいませんでした。時間的には大したことはありませんが、ピンクのリボンが結ばれている木をたどれば麓には降りられるし、立ち木に手を着きながら降りる程の急坂を後戻りする気にはなりませんでした。
そういえば、妙光寺山に登るまでも難儀しました。地図では田圃だった辺りが宅地造成中で地形が変わり、登山口がなかなかみつからず、ようやく登山道に繋がる神社を見つけて、いのしし避けの鉄格子扉を開けて登山道へ入ることができたのです。低山と侮ってはいけないのです。
ピンクのリボンに導かれながら下ると、下に御池が見え隠れし、池畔の軽自動車が通れるくらいの道に合流しました。振り返ると、「これって道?!」と思うような道でした。













 真っ赤に燃える紅葉、池越しに三上山が見えます。道を間違えなければ出逢えなかった光景を堪能して、ここから先の作戦会議に入ります。妙光寺山から尾根筋に峠を越えるはずが、下まで降りてしまったので、時間的にもロスしています。まず、通るはずだった峠を目指すことにしました。幅が50センチにも満たない小川が見え隠れする道で、両側にはシダが茂っています。時々小川をまたいで足元が水浸しになっているところもありました。途中の岐路にあった地図には、花緑公園や展望台が書かれていて三上山はと見ると左上の方に遠く聳えるように書かれています。昼食時でもあるので、花緑公園を目指すことにしました。地図では多少の距離があるようにみえたのですが3分と経たないうちに、子供たちが駆け回る花緑公園に着きました。あまりのあっけなさに、騙されてるような感覚でしたが、一角に東屋を見つけて昼食。

 で、ここからどうしよう?先ほどの分岐から公園があまりに近かったので、地図に書かれた展望台も大した距離ではないはずということで、展望台を目指すことにしました。丸太で土留めされた階段はやや急でしたが、昼食を食べて取り戻した元気で登ります。程なくして、見通しが広くなり屋根のついた展望台に到着しました。ここからも三上山がよく見えますが、今回は時間的に諦めざると得ません。


「また来るよ!」と言いながら、元来た道を御池まで戻り、山と俗世界を仕切るように作られたいのしし避けの鉄格子扉を開けて、麓の街へと戻ってきました。

 家に帰って上着を脱ぐと、落ち葉が1枚、はらはらと落ちました。木の生い茂る山道で服の間に入ったのでしょう。登れなかった三上山への名残のような気がしました。


 「次来るときは登るよ~♪」
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