春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

英雄の基礎はここで、雲洞庵。新潟市南魚沼。

2023-10-23 20:23:27 | 社寺

僧尼となって、庵を結んだ藤原娼子は蘇我家から、
藤原不比等の正妻になった方。
後年は、藤原先妣尼と名乗り、隠遁生活に・・。
正確な人物歴史的記録はないものの、
701年以前には亡くなってる・・。

今は立派な造りの禅寺になってるけど、飛鳥時代、
穏やかな草葺きの建物だったのではと・・心が濁る。

1707年からの広大な堂内は、
華奢な装飾を嫌って、簡素、禅寺形式に、
虫の羽音さえ聞こえそうな、
張り詰めた静けさ・・・。



👇この部屋は、
米沢藩主となる上杉景勝10歳、
生涯、上杉の家老となる直江兼続5才が、
英雄の礎を築いた場所。
柱が天井まで突き抜けない、
天井が浮き上がるような書院造り。
越後ではここしかなく、最高寺格を見せつけます。













👇欄間彫刻が2点、
黄河上流登竜門の急流を登れ、鯉。
登れば龍と化として、
修行僧は、悟りは座禅修行でと・・。


👇不老不死の老人が、鶴に乗って、
無限の世界で遊ぶ彫り物は、悟りを開いた妙境の構図?



👇雲の形を設えた窓の廊下は




👇600年ばかり廃れていた雲洞庵が、
禅寺となって再興されたのが、1420年から


👇 文殊菩薩の前で、
吊戸棚には荷物を置いて、一人一丈の生活。
木板で食事をし人と、お喋りなどしたら、
6尺棒で叩かれて、寺を追い出されたという・・。

余計なことだけど、禅修行、私ゃにゃ~無理・・むり ‼
私にできるのはせいぜい旅の記録を残すだけ
その、雲洞庵も 〆ます。




コメント (6)
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