春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

陽に帯解の七五三。高幡不動尊 ① 東京・日野市高幡。

2021-12-08 21:13:13 | 散歩

浅黄色の羽織に袖口、白くとんがった山模様、
だんだら染め、会津藩から貰った新選組の名。
副長・土方歳三さんのゆかりの地、
日野市高幡、高幡不動尊金剛寺。


12月5日、視力がへたって、もはやこれまで。
老い
 らくの恋の始まりと、
少し有頂天の煩悩のまま、
幾度か訪れた寺院は、朱い陽を反し、
建物のシルエットは優美で、
煩悩、小袋に詰め込みしっかり紐で、
これでもかと、くくって
ぐるり一巡りです。



👇仁王門  室町時代・1467-1572年の建立で重文





👇土方歳三さん像。





神の子から人間の現世に完全に誕生して、
7歳の帯解の儀式に煙の洗礼・・・
けぶい、けぶ~い・・けぶ~い!







護摩焚きの不動堂を、先にちょっとトイレで、
坂道を登れば・・、





👇奥殿・寺の宝が展示してあり、
2階には、千余年ぶりに修復された、
1100キロ・桧と榧で彫られた不動尊が、






👇参拝者の煩悩を紐で縛り上げ、
刀でバッサリを、平安時代から来る日も来る日も・・。

その成果?で、重要文化財に・・。



👇奥殿の隣に、室町幕府の初代征夷大将軍だった、
足利尊氏さんの従兄弟、
上杉憲顕武将の堂には、年配の人たちが手を合わせ・・。



👇大観音像を左にみて、



👇大日堂、天井に鳴龍が、
左甚五郎の「鳥追いの鷹」の彫刻が、
土方歳三さんの位牌がある、
大日堂に向かいます・・が・・






👇大日堂拝観への入り口ですが、
この日は入れなかった。

👇句碑は、俳句にたけた秩父生まれの、
高幡不動尊、川澄祐勝貫主の平成2年の句。 
貫主、平成29年享年。
平成10年、こんな句も詠んでた。
着膨れて 半跏坐さへも ままならず 
 


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老いらくの初デイトに高乘寺。八王子市高尾。

2021-12-07 08:45:39 | 散歩

♪ あ~ホイヨ ~♬
アイヌ、熊祭りの歌が浮かんで・・。

12月5日、
気が早い話は、突然舞い込んだ、初詣。
散髪中に漏らした年末の休みに、
今年は20年ぶりに休めるといったばかりに、
行きましょうと、係りつけの指の魔術師から、

真夜中、寝ぼけ眼に電話。

車で10分ばかり、高尾駅から、
初沢川沿い、高乘寺にしたいという。
つい、乗ってしまった。
春の桜は千本以上に、自然恵まれた環境に、
家族が訪れるといい、この日もいっぱい。
散歩がてらの散策は・・高乘寺です。



作家、寺山修二さん、
ロック歌手の忌野清志郎さんの菩提寺。
傍に住んで長いのに、知らなかったです。
















👇一突きゴーン、笛を鳴らして飛天ヒラヒラッと




👇本堂に隣接する大悲閣には、
御仏前 に十一面観音立像をまつり、
奥壇には、八王子霊場第十九番札所、
武相観音第十八番札所に指定されている、
三十三体観音像を安置してるといいます。
開帳は卯年の4月、あと一年ちょっと、
訪ね拝観しよう・・と心新たに。














これから、昨日と同様の目の検査、
散瞳の点眼があり、文字が見えませんので、
皆さんの処には、夜以降に訪問させていただきます。

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長瀞峡谷に飛天、玉泉寺。 埼玉県秩父郡。

2021-12-04 20:26:06 | 関口文治郎/神社仏閣

👆👇本堂が再建された江戸時代の頃の、
飛天図ではないかと、社務所の方が・・
























👆金子伊昔紅(1889~1977)を偲んで、
句碑建設10周年記念献句の額がありました。

現代俳句、前衛俳句の運動を起し、
文化勲章を得て、3年前に亡くなった
金子兜太の父で、
清貧を詠い、
農山林医として結核撲滅に貢献する一方、
俳人としても「馬酔木」の同人、
水原秋桜子や高浜虚子らと親交があった、
粗野だった秩父音頭を現在の形にし、
普及に努めた秩父市の偉人。

勝手に河童が、選んだ句。
何となくいいなぁ~と。
朝餉前 雨の脱穀 聞えをり


行商の荷に 梅一枝 荷となりて


絵筆措き 蕗の薹摘む 二つ三つ





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宝登山神社敷地に、玉泉寺。埼玉県長瀞町。

2021-12-02 18:24:59 | 関口文治郎/神社仏閣

ギュッ !
半月前、
背中の木枯らしに、
階段で靴紐、結びなおしてよろめき、溜息。
男・・よろめくところが違う・・。

不定愁訴か?を払しょくするような、眼ざめの輝き、
それ行け長瀞と、閉めたドアーは20分前、
すごすご戻ってカメラバックを手にして、溜息。
体力もなければ、緊張感も薄れてる。

今日は、体力にも満ち溢れて、
夕焼けに黒いシルエットの高尾山の景色に、
キャッキャッと喜ぶ赤ちゃん返り。

マッ、いいっか  !






👇長瀞峡谷を見て、宝登山神社を見学した後、
下山して駐車場の陽だまり、
いつか、自分も描いてみようかなと思いながら、



👇お嬢さん達が描いてたのは、玉泉寺の池と建物でした。



👇玉泉寺。
仁義の文字で扁額。



 妖精のかがやき ♪ 指導者、の花言葉に、
花が咲けば、写真を撮るのさえ、ためらう、
穏やかな、ぼけ👇
散っても樹木の樹皮の模様を・・

じっと見てた!







👇江戸末に再建され明治、廃仏毀釈を逃れたのは、
住職が、宝登山神社の神主を兼務し、
時勢を乗り越えた、
宝登山神社の敷地に、玉泉寺です。


👆玄関の下屋の天井には、
👇格子絵が、彫刻が施されてました。


👇本堂へは、自由に入れます。


飛天図・25面
弘法大師の一代記・12面
16羅漢・・と、特に飛天図は、
作者は判らないのですが、見ていて、
時間が止まったような気がします。

飛天図、ブログ2度目ですが、次回も見て頂きたく・・。




コメント (2)
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