トレント ブリュット リゼルヴァ “グラアル アルテマージ”(Trento Brut Riserva Graal Altemasi)とアマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ“カピテル モンテ オルミ”(Amarone Della Valpolicella Classico Capitel Monte Olmi)をワインリストに追加しました。
グラアルはジュリオ フェラーリの代替え、試飲は一つ下のスプマンテを参考にオーバーな表現でコメントを書きました。ほんとは2004年を欲しかったのですが、ヴィンテージを確認しないまま発注をしてしまい、後になってから現行ヴィンテージでないことに気付きました。04を欲しかった理由は瓶熟が72ヶ月間されているためです。ちなみに03は48ヶ月間です。長ければ良いスプマンテであると思ってはいないのですが。獅子脅しと同じようなもので「へぇ~72ヶ月間も、」と思わせ、それイコール貴重なスプマンテであると受け取られ、これってすごいスプマンテだよね、と思わせる悪い魂胆で選んだワインです。ヴィンテージについては、失敗をしたとは思っていません。むしろ、48ヶ月間と72ヶ月間の違いを見極める楽しみが2年後あたりに待っているからです。
カピテル モンテ オルミは輸入されてない時に、以前の輸入業者からサンプルで頂いたのがとても気に入り、リストアップしようと思っていたところ、輸入業者が変わり、10年間も導入を出来ずにいたワインです。伸びた理由はたくさん売れるワインではないので、どうしてもワインの出来や評価が気になります。欲しいヴィンテージを待っていると飛ばされたり、輸入業者との意思疎通が悪かったために時間がかかりました。当店には結構な数のアマローネがリストにありますが。最初はテデスキーとスペリ、ベルターニのアマローネから始まりました。アマローネの違いは醸造スタイルが、そのままワインに反映されていると思います。あまり大きな違いないかもしれませんが。しかし、私にはネグラールの凛々しく優雅な雰囲気が大好きです。そして、サンピエトロ イン カリアーノは優雅さが当然のような立ち振る舞いにシンパシーを感じます。オルミのコメントには(気品すら凡庸に感じられる味わい)としてあり、身に付いた優雅さは自然で、そして、周りを巻き込まずに不自然なくらいに同化している、と私は思っているのですが。しかし、ブライドテースティングで銘柄を外したら、えらくかっこ悪いと思います。
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