イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

待望の塩分2.5%のパンチェッタ

2013-06-29 08:54:24 | ブログ

Pacetta 長年取り組んでいた自家製の生ハムをようやく塩分2.5%(理論上)にする事が出来ました。28日からワインセラーで風干をしています。とはいっても、発酵が順調に進み熟成されればいいのですが。カビが生えたり、腐敗したりする事も十分に考えられます。
以前は塩分濃度が10%を切る事が出来ずにいましたが。2年ぐらい前に、思い切って造りか方を変え、肉をまず、塩漬けにしてから、ソミユール液に付ける方法にしました。これで5%くらいの塩分濃度にする事が出来ました。とは言っても、最終的な塩分濃度が解らずにいましたが。先々回より6時間ごとに液体の塩分濃度をブリックス計で測り、塩漬けの時間と、液体に付ける時間の統計を取っていました。今回は3リットルの液体に24時間漬ける事で塩分濃度が2,5%で安定したことを確認してから風干のためにワインセラーに置かれています。風干をすることで重量が減ります。ですから、塩分濃度はもう少し上がりますが。20日間くらいこのまま熟成が進んでくれればと、願うばかりです。
写真では、解りづらいと思いますが。赤身の部分が、既に生ハムの雰囲気を醸し出しています。たぶん、上手く行くと思います。


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