イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

アラカブ

2014-05-03 11:00:37 | ブログ

Scorfano Caffe_tostatura 昨日の魚です。春の、この時期に美味しくなる魚がカサゴ(アラカブは九州の呼び名)です。煮崩れるくらいマルサーラと昆布出汁で炊きます。
この日の一番の仕事は豆焼き、モカG1 サキソーは3回目にしてコツを飲みこみました。写真では解りにくいと思いますが。フルシティーのチョイ手前ぐらいに焼くのが私流です。紅玉、ヴィノッソ、白い花、玄米を炒ったような香り。そこはかとない酸味にココアのような心地よい苦み、フルーティーなアフターテイストを感じます。最近スペシャルテーコーヒーが出始めていますが。これは、一部の組織が独占できるコーヒーではありません。公的機関がカッピングテスト85以上の豆について、便宜上使っている言葉です。当店に入荷する生豆も、ブルマンとハワイ コナ エクストラ ファンシー以外は価格と品質はそれなりに連動しています。今回購入した、サキソーとボールド グレインはマタリから比べると15%から20%くらい高い豆になりますが。個人の好みの問題は別にして、香りや味わいの構成要素と価格は連動しているように思えます。しかしマタリはそれでいて、捨てがたい魅力は在ります。


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