秋草に兎図目貫 古金工
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/9f/c862c1fe2a96fe3bfc774ad39b165b7a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/fc/162352b7d0387d431c9ce51f67452684.jpg)
秋草に兎図目貫 古金工
古金工と極められた古風な目貫。先に紹介した牡丹図目貫とは、もちろん図柄が異なる点で風合いは違うのだが、葉の筋立てている様子など、彫刻の技術が良く似ている。山銅地容彫金色絵で、やはりすり減った様子に妙味あり、美しいし味わい格別。裏面の観察も比較して見たい。拵に巻き込まれていたことから汚れで判り難い点もあるが、地造りから裏行も良く似ている。際端の処理、抜け穴の処理も同様に似ている。同人の作とは断じ得ないが、頗る近しい職人であったと推考される。
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秋草に兎図目貫 古金工
古金工と極められた古風な目貫。先に紹介した牡丹図目貫とは、もちろん図柄が異なる点で風合いは違うのだが、葉の筋立てている様子など、彫刻の技術が良く似ている。山銅地容彫金色絵で、やはりすり減った様子に妙味あり、美しいし味わい格別。裏面の観察も比較して見たい。拵に巻き込まれていたことから汚れで判り難い点もあるが、地造りから裏行も良く似ている。際端の処理、抜け穴の処理も同様に似ている。同人の作とは断じ得ないが、頗る近しい職人であったと推考される。