秋草に鹿図小柄

秋草に鹿図小柄
赤銅魚子地高彫金色絵。魚子地も高彫の表面も使用によって磨滅している。その金色絵の減り具合などに面白味を感じるのは筆者だけであろうか。当初の文様は、高彫全面に金が施されて相当に華やかであった。それが、使用によって新たな文様を生み出しているようだ。秋草と鹿の大きさのバランスなどは合っておらずに、まさに心象的であり、すり減った様子により、総体がシュールレアリズムの代表的作家であるジョアン・ミロのようで楽しい。

秋草に鹿図小柄
赤銅魚子地高彫金色絵。魚子地も高彫の表面も使用によって磨滅している。その金色絵の減り具合などに面白味を感じるのは筆者だけであろうか。当初の文様は、高彫全面に金が施されて相当に華やかであった。それが、使用によって新たな文様を生み出しているようだ。秋草と鹿の大きさのバランスなどは合っておらずに、まさに心象的であり、すり減った様子により、総体がシュールレアリズムの代表的作家であるジョアン・ミロのようで楽しい。
