新笠通信 奄美電信版

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奄美地方は沖縄県の住民の安全と安心の確保を願っています

2010-04-28 08:30:00 | Diaries
1945年8月15日の終戦以降、朝鮮半島一帯住民の安心・安全を保全するために、旧支配国にしかできなかったと考えられるできる限りの努力は尽くされていたか。

日本の戦争責任は、1945年8月15日より過去の行為によるものと、終戦日以降、それまで日本によって被支配地とされてきた地域住民が再び混乱に巻き込まれることのないよう、最低限必要と考えられる措置を直ちに講ずるよう管財人的存在となったアメリカ合衆国に要求することや、日本が蓄積してきた大陸住民の安全を維持するために必要となる情報をすみやかにアメリカに提供すること、といったことがアメリカに保全権限を引き継ぐ過程で行われていたかどうかという、1945年8月15日より後日の行為、朝鮮半島、大陸部での警察行為の放棄によって地域の安全が極度に危険にさらされていた事実がなかったかどうかというように、終戦の日を境にそれより過去に由来する責任のものと終戦日より以降に由来する責任のものとに分けられると考えられます。

終戦直後に必要な措置を講じなかったために必要以上の荒廃が朝鮮半島にもたらされてきてはいないだろうかということになります。

1945年8月15日に降伏が有効になったという事実があるにしても、軍隊活動の放棄は当然であるとして警察活動までをも同時に放棄したということがのちの朝鮮半島に何をもたらすことになったか見つめなおす必要があるのではないでしょうか。

解放直後に生じると予測される治安の混乱に対して、主権を失った直後とはいえ、責任ある旧支配国として果たすべき使命であったと考えられることは、アメリカ合衆国に対して開放地域における警察活動予算の年内確保、大勢の大陸住民が命の危険にさらされることのないような環境を引き継ぐための努力だったのではないでしょうか。


朝鮮戦争
1950年6月25日 - 1953年7月27日(休戦のまま現在に至る)

朝鮮半島の人たちの安全と安心を確保し続けることができなければ
日本列島の人たちの安全と安心を確保し続けることもできません