新笠通信 奄美電信版

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非暴力の信念がなければ説得力は伴ってこない

2010-04-05 22:08:43 | Diaries
1万人集めるエネルギーがあるのなら

沖縄県民と海兵隊員を招待して、イベント開催、競技を楽しむべきであろう。

その際、開会宣言で、わたしたち奄美群島区は非暴力を信条としており、非暴力特別区域指定を国会で認めさせているので、いかなる国の、いかなる戦力の持ち込みもいっさい禁じていることのことわりを開催ごとにあらためておくことであろう。

奄美群島と沖縄の関係は、いわば日中国交正常化(1972年)からのちの日本と台湾の関係のようなものである。

それは県レベルの自治体同士での話であって、市町村といった基礎自治体レベルの話ではない。

日本と台湾間における民間レベルの交流といえるほどの活発な親交は行われていない。

沖縄の日本復帰、1972年に奄美諸島と沖縄の関係は隣国から隣県へとシフトした。

それから現在まで奄美群島においての海兵隊員との交流はいっさい排除されてきていることが特筆できる点であるといえる。


鹿児島県民に海兵隊員との交流を好ませない傾向をもたせ続けていくとするのであれば、沖縄県民に対しても、これこれこういう事情であるから、海兵隊員との交流は積極排除してきている経緯があるということの理解を求めておくことがフェアで良好な関係の構築につなげていく過程で必要になってくるといえる。