平素よりお世話になっております。
3年野手コーチの森口です。
今津くんから執筆依頼を受けてから滞納に滞納を重ねたこと、深くお詫び申し上げます。
遅れた分熱い文章を書こうと意気込んでおりますので、読めるところまで読んでいただけると幸いです。
軽く出生について書くと、生まれた場所は大阪で、育ちは東京です。
同期に東京の中の田舎だといじってくる人がいますが、都会にしか住んだことないと断固として言い続けます。
車のプレートを見て、「なんで大阪ナンバーなの?」と聞いてくる人が多いですが、祖父から譲り受けた愛車だからです。聞いてくるくせにすぐ興味なさそうにする人ばかりで悲しくなるのでもう聞かないでください、、、
さて、自分について書きすぎると来年のブログで書くことがなくなりそうなので、来年にとっておいて早速本題に入っていきます。
私は野手コーチになって、「野球は残酷なスポーツだな」とつくづく思います。
試合中の間の取り方や配球、練習内容、どれをとっても自分で選択した結果だし、結果が良い方向に転べば褒められ、悪い方向に転べばミスだと言われます。
勝てば官軍負ければなんとやらという言葉がありますが、私はこの言葉を、「自分の選択が正しかったかどうかを決めるのは結果でしかない」と解釈しています。
体痛いし暑いし今日は自主練しなくて良いかな。この選択も結果が出れば良い休養だったと思えるし、結果が出なければ無駄にした1日として後悔することになるでしょう。
その日の練習でどれだけの密度でやるかも、どれだけの時間を費やすかも、一つ一つが選択だし、誰しもが自分のした選択が正しかったと思えるように練習するし頭を使うのかな、と考えたりします。
そして、自分の選択が正しかったかどうかは結果が出ないとわからないんじゃないかな。とも思います。
自分自身がスタッフになると決めた選択もチームがリーグ優勝すれば官軍。
10年後、20年後にあの時の経験が今の成功につながっていると思えれば官軍。
こう思うようにすると自分が決めた場所で精一杯足掻こうという気持ちになります。
大層なことを言っていますが、どんなに迷っても、どんな選択をしても、その後の自分次第でいつかは官軍になる、というなんとも楽観的な価値観です。
どっちが正しいかなんてその時には分からないし、そう思わないとやっていられないです。
自分自身野手コーチという選択が正しかったかどうかなんてわかりません。
だけどその選択が正しかったと思えるようにチームに尽くします。
勝っても負けてもいつかは官軍。
でも、願わくば、目先のリーグ戦で官軍になりたいものです。
拙い文章にお付き合いくださり、ありがとうございました。
体育専門学群3年 森口尚哉
都立立川高校
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