著者は新宿鮫の大沢在昌。
先日感想を書いた「走らなあかん、夜明けまで」とは打って変わって新宿鮫路線のハードボイルド作品。
あるコンピュータプログラムを巡る攻防に無関係な主人公が巻き込まれると言う冒険小説。
今まで、いろんな小説を読んできているので、文系の人のコンピュータに関する理解度については、こんなもんでしょうと言うことで今更何も言わないけど、性格分析のために星座や血液型も使うという間抜けな表現にはちょっと・・・
ターゲットもソフトそのものより、ソフトを作るためにハッキングして収集した情報にしたほうがリアリティがあると思う。
発想はいいけれど、このソフトにそれだけの価値のある完成度を与えると現実味がなくなる。
と理系人間の私からすれば、いろいろ突っ込みたいところが有るけれど、ストーリそのものは良くできていて一気に読みたくなる内容です。
ただ、タイトルの「ニッポン泥棒」がどこから来ているのか良く分からないけど・・
文春文庫 上下巻ともに定価629円+税
先日感想を書いた「走らなあかん、夜明けまで」とは打って変わって新宿鮫路線のハードボイルド作品。
あるコンピュータプログラムを巡る攻防に無関係な主人公が巻き込まれると言う冒険小説。
今まで、いろんな小説を読んできているので、文系の人のコンピュータに関する理解度については、こんなもんでしょうと言うことで今更何も言わないけど、性格分析のために星座や血液型も使うという間抜けな表現にはちょっと・・・
ターゲットもソフトそのものより、ソフトを作るためにハッキングして収集した情報にしたほうがリアリティがあると思う。
発想はいいけれど、このソフトにそれだけの価値のある完成度を与えると現実味がなくなる。
と理系人間の私からすれば、いろいろ突っ込みたいところが有るけれど、ストーリそのものは良くできていて一気に読みたくなる内容です。
ただ、タイトルの「ニッポン泥棒」がどこから来ているのか良く分からないけど・・
文春文庫 上下巻ともに定価629円+税