著者は誉田哲也という全く知らなかった人。
出だしは薬中の父親と子供の話して読んでいて嫌になるような内容。
いい加減辞めたくなったところで、話は急に変り本来のストーリーが始まる。
冒頭は関係無いようで実は犯人の昔の話・・と言うのはこの手の小説では良くあるパターンと思いつつ読んで行く。
穏やかな食事シーンに一本の電話が来てストーリーが動き出す。
謎だらけの死体が発見される・・・
これもまた良く割るパターンだなぁ。
そんな訳であまり期待せずにいると、突然緊張感に包まれて、途中主人公の悲しい過去の挿話など織り交ぜながら結末まで一気に読ませてしまうというなかなかの作品。
意外な主犯は以前書いた、五十嵐貴久の「交渉人」を連想させる。
光文社文庫 定価667円
出だしは薬中の父親と子供の話して読んでいて嫌になるような内容。
いい加減辞めたくなったところで、話は急に変り本来のストーリーが始まる。
冒頭は関係無いようで実は犯人の昔の話・・と言うのはこの手の小説では良くあるパターンと思いつつ読んで行く。
穏やかな食事シーンに一本の電話が来てストーリーが動き出す。
謎だらけの死体が発見される・・・
これもまた良く割るパターンだなぁ。
そんな訳であまり期待せずにいると、突然緊張感に包まれて、途中主人公の悲しい過去の挿話など織り交ぜながら結末まで一気に読ませてしまうというなかなかの作品。
意外な主犯は以前書いた、五十嵐貴久の「交渉人」を連想させる。
光文社文庫 定価667円