toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

ブラックペアン1988

2012年06月04日 | 読書日記
おなじみ海堂尊の作品。


前にも書いたけど、彼の本は何故か短いくせに上下に分かれてるところが気に入らない(笑)


これも得意の医者の話。
舞台もいつもの東城大学病院。
ただし、チームバチスタやジェネラルルージュより前の出来事。
それらの登場人物が準主役や研修の学生として登場する。
その人達も含めて個性豊かな登場人物が多数居て、というより出て来る人がみんな個性的でとても面白い。

ペアンと言うのは手術のときに止血に使う道具らしい。
途中でペアンに関するある事実が明らかになるけれど、私はその意味がすぐに分ってしまった。
ただ医学の知識が無いので正しいかどうかの自信が無かったけど、結局私が思ったとおりのことだった。
ただし、その意味が分ったところでストーリーとは関係なので充分楽しめました。

続編があるらしいので是非それも読んでみたいものです。
もしかしたら、ここで学生として登場した3人が、ジェネラルルージュの主役級になるまでの話なのかな??



講談社文庫 上下とも 419円
コメント
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