toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「孤高のメス 神の手にはあらず」 大鐘稔彦

2013年06月25日 | 読書日記
孤高のメス(外科医当麻鉄彦)の続編。
甦生記念病院を辞めた当麻と矢野、そして当麻の居なくなった病院のその後の物語。

当麻の周りはみんな良い人で、医者はみんな優秀。
対照的に他の医者は医者としての技量も無ければ人間としてもどうか・・と言う描き方でちょっと違和感を感じてしまう。
手術の場面は専門的過ぎてすごいことをやっているんだろうとは思うけれど何だかさっぱり理解できない。
最後はハッピーエンドに収束していきながら・・というストーリで、後半は恋愛小説になってしまう。


幻冬者文庫 第1集~第4集
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