一人娘が大学生で、ホームセンターでレジ打ちのパートをするごく普通の主婦の絵里子。
特に大きな事件もない絵里子の日常をただ淡々と描いているだけで、読んでいて段々辛くなってくる。
多少波風が立ったりするものの、何事にも消極的な絵里子は結局行動に移すこともなく悶々とした日々を過ごす。
読んでる方もイライラしてくるが、真ん中あたりまで来て、絵里子が一人旅に出るところから突然物語が動き出して俄然面白くなってくる。
そこまで来るとあとは一気。
旅をしたことと、詩織やみなもとの関係の中で生き方を変えて生まれ変わる絵里子。
こんな結末じゃないだろうな・・・と思ったまさかの結末だったけど、なぜが許せた。
下着をプレゼントされた風の子が、その後絡んでくるのかと思ったけど、彼女はモブキャラでした。
中央公論新社
特に大きな事件もない絵里子の日常をただ淡々と描いているだけで、読んでいて段々辛くなってくる。
多少波風が立ったりするものの、何事にも消極的な絵里子は結局行動に移すこともなく悶々とした日々を過ごす。
読んでる方もイライラしてくるが、真ん中あたりまで来て、絵里子が一人旅に出るところから突然物語が動き出して俄然面白くなってくる。
そこまで来るとあとは一気。
旅をしたことと、詩織やみなもとの関係の中で生き方を変えて生まれ変わる絵里子。
こんな結末じゃないだろうな・・・と思ったまさかの結末だったけど、なぜが許せた。
下着をプレゼントされた風の子が、その後絡んでくるのかと思ったけど、彼女はモブキャラでした。
中央公論新社