toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「天保十四年のキャリーオーバー」 五十嵐貴久

2020年07月10日 | 読書日記
そもそもの設定に無理が有ったり、ありえない展開だったりするところが有ったりするけれど、それほど気にならずに読める。

違法カジノ(陰富)で稼いだ金をばらまいて出世した鳥居。
鳥居のためにひどい目にあった人達が協力し合って鳥居の隠し財産をまんまと奪い取る物語。
最後はかなりドタバタだったりするけれど、ギリギリ踏みとどまっている感じ。

取って付けたような説明をしないで、後日譚でさりげなく纏めているところは流石・・。



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