toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「女だてら」 諸田玲子

2020年07月24日 | 読書日記
お家騒動に巻き込まれた原家の長女采蘋こと「みち」が主君のために男装して江戸に向かう物語。

物語の発端、江戸に向かう前に京で内大臣の書状を貰う話、江戸への道中の話、江戸に着いてからの話と後日譚の4章構成になっている。
それぞれ波乱万丈の展開だけど、いずれもさらっと解決してしまいちょっと物足りない。
倍くらいのボリュームになっても構わないから、もっと手に汗握るような物語にして欲しかった。





角川書店
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