toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「限界国家」 楡周平

2024年01月17日 | 読書日記
小説と言うより、小説の形を借りて著者の思いを吐き出した作品。

内容は理解できるし、ほぼ共感できる。
でも、基本的な設定がちょっと不自然だし、登場人物の台詞だけで言いたいことを伝えているので無理が有る。
この人がこんなこと知らないわけがないのに説明のための会話をさせたり、同じ内容の話が何度も出てきたり・・・。

内容は良いのに、改善の余地が有るという印象。






2023.6.24
双葉社
コメント
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