他人との距離が上手くつかめなくて、失敗した女性ばかりが集まって一緒に暮らす物語。
ラストに繋げるためだと分かっているけれど、彼女たちの状況はみんなひどすぎ。
「52ヘルツのクジラたち」もそうだったけれど、容赦ない。
なにもそこまでしなくても・・・。
「夜明けのはざま」でも感じたけれど、「」の使い方が適切じゃないので実際にしゃべったのか思っただけなのかすぐに理解できないところが多い。
また途中でセリフがすべて「」でなく『』になる箇所が有るけれど、何か意味があったのか?
2021.10.25
中央公論新社