中堅広告代理店の、40歳(一人は39歳)の課長(一人は課長待遇)の3人とその上司がそれぞれ主人公の連作短編集のような長編小説(意味通じてる?)。
それぞれの生き方を描きながら全体の物語も徐々に進んでいき、最後に上司の編で完結する形で上手くまとまっているけれど、広告代理店のその後の話も読みたかったな。
本城雅人は「代理人」に続いて2冊目だけれど、こっちの方が断然面白いし完成度も高い。
ただタイトルは初出の「不惑になれば」の方が内容と合っていたと思う。
祥伝社
それぞれの生き方を描きながら全体の物語も徐々に進んでいき、最後に上司の編で完結する形で上手くまとまっているけれど、広告代理店のその後の話も読みたかったな。
本城雅人は「代理人」に続いて2冊目だけれど、こっちの方が断然面白いし完成度も高い。
ただタイトルは初出の「不惑になれば」の方が内容と合っていたと思う。
祥伝社