「秋雨物語」の続編なのかな?
冒頭の「皐月闇」は復習に燃える女性の執念を描いた中編で設定が凝っている。
後は長めの短編が2作。
「ぼくとう奇譚」は木内昇や朱川湊人に通じる世界だけど、夢と現実の境が無くなるファンタジー。
「くさびら」は、この本の中で一番(と言うより唯一)良かった。
ただ、前半の鶴田の行動や思考がミスリードを誘うため不自然すぎるし、結末と整合しない。
2023.7.14
KADOKAWA
冒頭の「皐月闇」は復習に燃える女性の執念を描いた中編で設定が凝っている。
後は長めの短編が2作。
「ぼくとう奇譚」は木内昇や朱川湊人に通じる世界だけど、夢と現実の境が無くなるファンタジー。
「くさびら」は、この本の中で一番(と言うより唯一)良かった。
ただ、前半の鶴田の行動や思考がミスリードを誘うため不自然すぎるし、結末と整合しない。
2023.7.14
KADOKAWA