タイトルに惹かれて手に取った一冊。
ストーリ展開は面白くて、どんどん読み進めていけるのだけど、とにかく色々違和感だらけ。
そして折角そこまで面白く読んできたのに、なんともお粗末な結末にがっかり。
どうも自費出版か何かで、第三者の校正は入っていない感じ。
主人公の刑事は考えが浅すぎで、思ったことをすぐ口にするし、容疑者の身内に聴取してるのに呼び捨てにするし,先入観を基に聞き込みをするし。
最終的に考えは合っていたことになっているけれど、確信するには根拠が薄弱すぎる。
車の中で会話やその後の上司とのやりとり中の思考も、「中学生か?」と思わせるほどおかしすぎる。
また最初のうち物語が現在進行形で語られているのに、ところどころ「・・・したのを覚えている」などと過去形になるのも気になる。
構成にも凝っていて、昔を振り返る形で一人称の主人公の自己紹介の短い序章が有るけれど、これは全く不要。
序章は終章に繋がる部分だけで十分。
2021.1.15
文芸社
ストーリ展開は面白くて、どんどん読み進めていけるのだけど、とにかく色々違和感だらけ。
そして折角そこまで面白く読んできたのに、なんともお粗末な結末にがっかり。
どうも自費出版か何かで、第三者の校正は入っていない感じ。
主人公の刑事は考えが浅すぎで、思ったことをすぐ口にするし、容疑者の身内に聴取してるのに呼び捨てにするし,先入観を基に聞き込みをするし。
最終的に考えは合っていたことになっているけれど、確信するには根拠が薄弱すぎる。
車の中で会話やその後の上司とのやりとり中の思考も、「中学生か?」と思わせるほどおかしすぎる。
また最初のうち物語が現在進行形で語られているのに、ところどころ「・・・したのを覚えている」などと過去形になるのも気になる。
構成にも凝っていて、昔を振り返る形で一人称の主人公の自己紹介の短い序章が有るけれど、これは全く不要。
序章は終章に繋がる部分だけで十分。
2021.1.15
文芸社