旅をするけれど、必ずしも旅自体がテーマで無かったりする短編集。
いつもの加藤千恵で、どれもさらっと読めて良いんだけど結局何が言いたかったのか分からない内容の話。
2019.1.10
幻冬舎
旅をするけれど、必ずしも旅自体がテーマで無かったりする短編集。
いつもの加藤千恵で、どれもさらっと読めて良いんだけど結局何が言いたかったのか分からない内容の話。
2019.1.10
幻冬舎
大崎梢にしては珍しいミステリ(って私が思ってるだけ?)。
先月読んだ「誰にも探せない」がイマイチだったから手に取るのを迷ったけれど、読んで良かった。
ただ最初に「クニちゃん」と一緒に「シゲ」がでてくるのにシゲがちっとも登場しないので、何となく想像がついてしまった。
2024.10.31
KADOKAWA
どうもシリーズ物らしく、前編を読んでいないとさっぱり分からない。
きっと前編を読んでいたとしても好きにはならなかったと思う。
2024.10.15
講談社
いかにも小野寺史宜と言った物語。
ただ、主人公が交代しながら同じ話を何度も繰り返す構成はちょっとイライラ。
ほぼ思った通りの結末も小野寺史宜らしかった。
2024.10.31
徳間書店
酒に関するエッセイ集。
10年以上同じ雑誌に掲載されたものをまとめたものと言うことで、同じ内容の作品が並んでいたりする。
複数の作品をまとめたものもいくつかあるけれど、あまりに内容がかぶっていたのかな。
基本見開き2ページで実質的には1ページ半くらいの長さなのでさらっと読める。
いつまでも元気そうでなによりです。
2024.10.24
草思社
椎名誠の青春3部作のようにおそらく著者自身の経験をそのまま小説にした作品。
ほぼ同じ時期に比較的近くで過ごしていたのに全く違うのは、毎日実験に追われる工学部と遊んでいても卒業できる私立の文系との違いなのか?
私も寮(学校の寮)に住んでいたし、4人部屋だったからもっと濃密な人間関係が有って良く飲んでいたれけど、みんな毎日1コマ目から授業にでるし学業が優先されていたから、この作品に登場する人達とは折り合うところが無い。
2012.1.30
朝日新聞社
宮部みゆきならとりあえず買って読むことにしてるんだけど、ゲームはやらないし映画は見ない私には半分は理解できませんでした。
吉行淳之介の「砂の上の植物群」のように(というかそれ以上に密接に)作者が登場したり、内容は作者の趣味だけで構成されていたりで、作者のやりたい放題って感じの作品です。
全5巻
2016.03.25 ここはボツコニアン1
2016.05.25 魔王がいた街
2016.07.25 二軍三国志
2016.09.25 ほらホラHorrorの村
2016.11.25 ためらいの迷宮
集英社文庫
いろいろ有ったけれど、何とかなるんじゃないの・・・と言った内容の短編集。
どの作品もギリギリ及第点と言った感じ。
2014.11.25
講談社
片付けることで気持ちを新たに進み始めると言った内容の連作短編集。
良く有るタイプの作品だけど、「片付け」がテーマと言うのは斬新。
でも、考えてみれば片付けることで気分が変わると言うのは腑に落ちるかな。
2022.3.10
中央公論新社
女性が市議会議員、そして市長になって町を変えて行く物語。
面白くて一気に読んでしまったけれど、内容はこの手の話のステレオタイプで、ご都合主義も良いところでリアリティは全く無い。
あり得ない旧態依然の町を都会から来た一人の女性が改革していく様子は読んでいて気持ちいいけれど、もう少し在りえそうな設定とストーリ展開だと、もっと楽しく読めたのに。
そして主人公を含め、出馬する気が無い人達がその気になるまでの葛藤とか、市会議員たちの意識が変わる様子を丁寧に書いて欲しかった。
2022.5.23
講談社
ふとしたきっかけで古本屋で読書会をすることになった6人の物語。
目次をみると6つの見出しが有るので、一人ずつの話が連作短編集のようになっているかと思いきや、5話で店が閉じられることになり、最後の話の応答で主催者の店主が亡くなってしまう。
1話から5話までは読書会を通じてそれぞのメンバーが希望を持つようになっていく物語で、最終話はみんなで店主を偲ぶ話。
最後の最後は思った通りの展開で終了。
読んで良かったの一冊かな。。
2024.10.25
幻冬舎
今年の乱歩賞受賞作ということだけど、私にはピンと来なかった。
巻末の選考委員の選評でも賛否両論で、手放しで褒めている人は少ないし期待外れと言っている人もいる。
まずただでさえ分かりにくい内容なのに、途中まで伊佐を主人公にした細切れの話の間に、それより数年前の鑑を主人公にした話がやはり細切れに挟まっていて、読みにくくて仕方ない。
そして主人公たちの行動原理も全く納得できないので、物語に入り込むこともできなかった。
最初の描写では大門が橋の手前となっているのに、表見返しのイラストやその後の描写とでは橋を渡った島の入り口となっていて場所が違っている。
2024.10.21
講談社
いかにも八束澄子と言う小説。
衝動的に学校をさぼって、母が一人で居る遠く離れた両親の故郷に行く中学生が、そこで大切なものに出会う物語。
面白かった。
2024.10
ポプラ社