ということでネグレクトした在庫からです。
小生は時々御嶽山に出かけます。その折立ち寄る町が木曽福島町です。
川沿いに細長く伸びる町です。
この町はその昔木曽義仲が巴御前とともに平家打倒に旗揚げしたところです。木曽一族の居城もありました。
武田信玄の三女真理姫が、戦国の習い政略で木曽義昌のもとに6歳で嫁いだのもこの町です。
数奇な運命をたどった姫は93歳の長寿を保ったとのことですがその供養塔があります。
この路地の最奥大通寺の境内です。
山門の扁額は江戸時代中期の書家、篆書篆刻を得意とした三井親和の作だそうです。、
真理姫の供養塔です。
上ノ段と呼ばれるところに町並みが保存されています。
ここでちょっと休憩、古民家を再生した和食処で・・・。
江戸時代は中山道の関所がおかれた場所でもあります。
東海道の関所が箱根、対してここは中山道の関所、
江戸の警護、入り鉄砲に出女を厳しく取り締まった所です。
木曽御嶽山と木曽駒ケ岳に挟まれた隘路、関所としては絶好の地だったのでしょう。