濃尾平野から西面には関が原まで山がなく一帯が見渡せます。
距離は直線で大よそ50㎞です。
冬季には寒風が関が原から濃尾平野に吹きだします。
今朝の木曽川越しに見た様子です。
右に白い雪をかぶった伊吹山(1337m)そして左に白い雲の沸き上がり(☟部分拡大)が見えます。
雲の先端が引きちぎるような様、日本海から琵琶湖を渡り濃尾平野に吹き込む風の強さがうかがわれます。
湧き上がるような雪雲です。関が原方面はかなりの雪が降っているのではないかな?
今朝はこの雪雲に覆われました。濃尾平野一帯に広がっているのだろう。
世界一の積雪記録は滋賀県で11mが記録だそうです。
吹き溜まりの村は局地的に16mに達したと聞いたことがあります。
3~40年前には関が原一帯は豪雪地帯、1m前後の積雪が当たり前でした。
雪が積もると新幹線はここで徐行、遅れるのが普通でした。
急に強まった雪で名神高速が不通、高速道路上が大渋滞で動けなくなったことも経験しました。
結局、京都~犬山15時間(普通なら2時間弱)かかりました。
最近はあまり積もりません。温暖化の顕著な影響かと思います。
ここ数日の山陰・北陸の大雪、昔の冬を思い起こさせる寒波です。