新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

会津鬼怒川の夏休み〜6

2018-09-03 20:31:11 | 旅行

早朝5時前に起きてお散歩…と思いましたが、森の中 くまさんに出会った…ら大変なので、桧原湖一周早朝ドライブに出かけます。ゆかりんはもう一眠りのようです。

昨日からの雨でお天気もあまり良くなく、磐梯山も雲の中でした。早朝で車もほとんど走ってない中、湖岸を一周してホテルへ戻ります。戻ってから朝の温泉にのんびり浸かり、バイキングの朝食を食べます。とはいえ9時までにチェックアウトするプランなのであまりのんびりできず、9時前に支度を整えて出発します。

雨も降っていないので、五色沼の毘沙門沼へ行ってみます。しかし磐梯山も見えないのでいまいち締まりがありません。ちょっと沼の脇の遊歩道を散策してみます。

この毘沙門沼には鯉が生息しており、泳いでいる姿が見られます。見ていると鯉が次々に寄ってきます。餌をくれると思っているのでしょうか。

標高が高く涼しいのでまだ紫陽花が色をつけていました。
五色沼を散策してから裏磐梯を後に。猪苗代町へ一旦出てから県道7号線と64号線を走り磐梯町を経由して若松市街へ。裏磐梯からだと距離的には磐梯山ゴールドラインを下って磐梯町へ出るほうが近いですが、急カーブと急勾配の山道であることはわかっているので、遠回りになりますが快適に走れる猪苗代経由を選択した次第。この辺りは走り回っているのでだいたいの道の様子はわかります。会津若松市街地を避けるように県道を走って会津西街道と呼ばれる国道118号線へと出ます。国道118号線をしばらく走って着いたのは会津鉄道芦ノ牧温泉駅。

この芦ノ牧温泉駅では猫が駅長をしている駅として有名になった駅です。初代駅長のばすは亡くなってしまいましたが、現在は2代目駅長のらぶと施設長のぴーちの2匹が飼われています。この辺りは和歌山電鐵貴志駅のたま、ニタマ、よんたまと似ています。しかし猫の習性からかどうしても昼間は寝ていることが多いようで、この日も駅事務室内のケージで寝ていました。寝ていなくても当駅での猫駅長の撮影は禁止されているので、触れ合うことしかできませんが…。
列車にも乗らず車でやってきて、ただお騒がせするのも悪いので、訪問の記念に硬券入場券を買っておきます。

駅前には古い郵便ポストとともに錆び付いた駅名標が。1988年にJR会津線から第三セクター鉄道に転換された会津鉄道。会津線時代に当駅は上三寄駅とついていました。転換後に近くの芦ノ牧温泉の名前をつけて現在に至っています。そして駅前にはかつての駅名標が残され、昔の名前を忘れないようにしています。

ちょうど上下列車の行き違いの時間だったので駅の外で撮り鉄。手前の会津田島行きは沿線市町村のご当地キャラクターラッピングの車両でした。

会津若松行きは2両編成。この列車は会津田島で浅草0630発の東武線特急リバティ会津101号の連絡を受けています。
列車の交換を見送って、駅脇に保存されているトロッコ気動車を見学。車内に入ると猛烈に暑く、早々に退散。車に戻って会津西街道を下ってゆきます。