津山駅前に出ると駅前広場にC11型蒸気機関車が保存されていました。朝日を浴びて輝いていました。
駅前の地図を見て方向を確認して歩き始めます。津山駅は津山市中心街とは吉井川を挟んでいるので、吉井川を渡り、川岸を歩きます。冷え込んでいて寒いですが、歩いているうちにあったくなるだろうと思いながら歩きます。
こちらは知新館という建物。第35代内閣総理大臣平沼騏一郎氏の別邸で、現在は津山市が管理しています。
しばらく歩くと目的の津山市城西重要伝統的建造物群保存地区にやってきました。ここは津山城の西側にあたり、城下町として整備された地割りがよく残っており、商家町や寺町が形成されています。出雲街道沿いに商家が立ち並んでいます。いわゆる背割り町となっており、道路の両側が同じ町内というスタイルになっています。写真のような古い商家建築が残っていたり、間口の狭い商家があったりと江戸時代の城下町そのままが残っていました。
近くには出雲大社美作別院があったので、ご挨拶を兼ねてお参り。出雲大社美作別院から津山城の方向へ地図を見ながら歩いてゆきます。街中にも古い建物が残っていたり、商店街があったりと見て歩くには楽しい町です。
津山城は津山藩10万石のお城で城郭は平山城で日本三大平山城(津山城・姫路城・武蔵松山城)の一つに数えられています。現在は石垣しか残っていませんが、往時は77もの櫓が立っており、その数は姫路城や広島城をもしのぐものだったそうです。石垣の上には再建された備中櫓と土壁があります。さすがにお城に登る時間はなかったので、1段目まで登って石垣を眺めて降りてきました。
お城の下には旧市庁舎を転用した津山市郷土資料館が。こちらで津山城の復元模型が見られるようですが、9時の開館前だったので外観を見るだけにとどめます。郷土資料館の隣にある津山観光センターの開館を待ってマンホールカードをいただきます。
マンホールカードをいただいてゆっくりのんびりと津山駅へ戻ります。さすがに1時間近く歩き通しは疲れました。津山駅で次の目的地の倉敷まできっぷを買って改札口を通ります。
改札口を通ってホームへ行くと0956発岡山ゆき快速ことぶきになる車両が回送列車で入線してきました。津山には旧津山鉄道部の車両区があり、現在でも折り返し業務を行うために車庫の機能があります。旧津山機関区の扇形機関庫も存在し、津山まなびの鉄道館として利用されています。国鉄型気動車を中心に車両が保存されているので見学したいところでしたが、時間も限られているのでまたの機会とします。
改札口を通ってホームへ行くと0956発岡山ゆき快速ことぶきになる車両が回送列車で入線してきました。津山には旧津山鉄道部の車両区があり、現在でも折り返し業務を行うために車庫の機能があります。旧津山機関区の扇形機関庫も存在し、津山まなびの鉄道館として利用されています。国鉄型気動車を中心に車両が保存されているので見学したいところでしたが、時間も限られているのでまたの機会とします。
津山駅のホーム上屋も昔ながらのホームの上屋。ローカル駅のホームといった雰囲気が漂っています。そこの停車する国鉄型気動車も絵になります。
帰りは車端部のボックス席に座りますが、発車までのないだに続々と乗客がやってきて立ち客も出るほどの混雑。休日の午前中に岡山へ向かう需要でしょうか。発車すると車端部ともあり揺れること揺れること。しかもそこそこのスピードを出して走ってゆくので、なかなかワイルドな乗り心地です。岡山まではおよそ1時間。停車駅ごとに乗客は増えてゆき、ローカル線とは思えない混雑で岡山に到着。ワイルドな乗り心地でしたが、途中ウトウトしていたようで気がついたら岡山でした。
岡山には1102に到着。3分後には出雲市行きの特急やくも9号が発車。やくも9号は381系国鉄特急色で運転されるので急いでホームをかえて写真を撮りに行きます。なんとか間に合い記録することだけはできました。撮り鉄に混じって撮影をして見送り、ふと後ろを振り返ると
8000系しおかぜアンパンマンと2700系南風アンパンマンが並んでいました。こちらは小さなお友達に人気のようです。1105発の高知ゆき特急南風7号と、1135発松山ゆき特急しおかぜ9号が、アンパンマン列車で運転と注釈が入っているので、毎日のように繰り広げられる並びです。
特急やくもを見送って1110発の三原行き普通電車に乗って倉敷へ向かいますが、電車が到着前から乗車位置には大行列。いまや残り少なくなった113系電車4両編成が到着すると、車内はこれまた大混雑でした。なんとか乗り込んで倉敷へと向かいます。周りの乗客もおそらく倉敷まででしょう。
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