新庄駅で1時間のインターバルがあったあと、1312発の奥の細道最上川ライン(陸羽西線)余目行きに乗ります。キハ110系の2両編成ですが、奥の細道最上川ライン仕様ではなく普通のキハ110系でした。ちなみに新庄から鳴子温泉・古川・小牛田方面へ向かう陸羽東線は奥の細道湯けむりラインの愛称がついています。
五月雨を集めて早し最上川
奥の細道で芭蕉翁が詠んだ最上川とは古口駅付近から並走するようになります。ちょうど前日に全国的に雨が降っていたので、五月雨を集めて流れている最上川を車窓から見ることになったようです。古口駅付近からは最上川下りの船も出ています。
狩川駅からは風車の群れが見えました。あとで調べたところ、このあたりに吹く強風を利用した風力発電の風車だそうです。そして事業主体が地元の庄内町だそうで、町の貴重な観光資源にもなっているようです。そんな景色を眺めながら余目に1358に到着。
余目1405発の酒田行きに乗り換えますが、先にやってきた上りあつみ温泉行き普通列車はキハ47形2輌編成。先頭は国鉄首都圏色を纏った車両でした。
酒田ゆきはキハ110系2輌編成。比較的混んでいたので車端部のロングシートに座って酒田まで過ごします。酒田には1421に到着。1時間以上待ち時間があるので、観光案内所で無料のレンタサイクルを借りて酒田市内をサイクリングします。