新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

週末パスで乗り鉄~5

2016-05-31 19:39:08 | 鉄道


新庄駅で1時間のインターバルがあったあと、1312発の奥の細道最上川ライン(陸羽西線)余目行きに乗ります。キハ110系の2両編成ですが、奥の細道最上川ライン仕様ではなく普通のキハ110系でした。ちなみに新庄から鳴子温泉・古川・小牛田方面へ向かう陸羽東線は奥の細道湯けむりラインの愛称がついています。

五月雨を集めて早し最上川
奥の細道で芭蕉翁が詠んだ最上川とは古口駅付近から並走するようになります。ちょうど前日に全国的に雨が降っていたので、五月雨を集めて流れている最上川を車窓から見ることになったようです。古口駅付近からは最上川下りの船も出ています。

狩川駅からは風車の群れが見えました。あとで調べたところ、このあたりに吹く強風を利用した風力発電の風車だそうです。そして事業主体が地元の庄内町だそうで、町の貴重な観光資源にもなっているようです。そんな景色を眺めながら余目に1358に到着。


余目1405発の酒田行きに乗り換えますが、先にやってきた上りあつみ温泉行き普通列車はキハ47形2輌編成。先頭は国鉄首都圏色を纏った車両でした。

酒田ゆきはキハ110系2輌編成。比較的混んでいたので車端部のロングシートに座って酒田まで過ごします。酒田には1421に到着。1時間以上待ち時間があるので、観光案内所で無料のレンタサイクルを借りて酒田市内をサイクリングします。 


週末パスで乗り鉄~4

2016-05-31 19:11:19 | 鉄道


のんびりと過ごしていると時間の経つのは早いもので、山形盆地へ列車は出て、山形に1119に到着しました。山形までくるとすっかり晴れており、今日も暑くなりそうな空模様です。

山形は7分の停車。ちょっと小腹が空いたのでホームへ出て駅ナカのコンビニでおせんべいを買います。山形の発車は1126です。

山形駅を発車すると山形城跡の霞城公園の脇を通過します。およそ10ヶ月前に訪れた山形城の門が車窓からチラリと見えました。

米沢あたりから車窓には高さのあるビニールハウスが目に付きます。そしてさくらんぼ東根駅あたりではあちこちにこの高いビニールハウスがあり、線路のすぐ脇にもあります。このビニールハウスでは山形名産のサクランボを栽培しており、さくらんぼ東根駅のある東根市はサクランボ生産量日本一です。そして高級サクランボとして名高い佐藤錦の生まれ故郷でもあります。今年のサクランボは天候にも恵まれてできは早いらしく、6月初旬から中旬にかけて出荷されるようです。車窓に流れるサクランボの木にも実がなっているのが見えました。

そんな光景を眺めながら列車は走り、終点の新庄に1216に到着。福島から2時間以上かかっているのですが、あっという間の道中だったような気がします。新庄駅付近のコンビニでお昼ご飯を買って、新庄駅でお昼ご飯を食べました。


週末パスで乗り鉄~3

2016-05-30 20:52:58 | 鉄道


発車前に売店で足湯利用券を購入したので車窓を眺めながら足湯の時間を待ちます。列車は板谷峠越えに差し掛かり、鉄的には旧スイッチバックの各駅の遺構が気になるところですが、10時20分頃に16号車へと向かいます。

利用券を渡してオリジナルタオルをもらい、靴や靴下を脱いで時間まで待ちます。新幹線電車の窓ですが、内装はシックな黒になっているのでなんだか変な感じです。湯船は2つあり、運転席よりは右側と、15号車よりは左側と分かれており、湯船と反対側には荷物を置くようにソファーが置いてあります。

こちらが足湯の湯船。窓に向かって4人入れる大きさの湯船が設置されています。入った時間がちょうど列車が板谷峠を越えて米沢へ向かう33‰の勾配を下っている時間なので、お湯が片寄っています。写真の左が進行方向になり、左側にお湯が多くなっているのがお分かりいただけるかと。板谷峠は現在のところJR最急勾配(最大38‰)なので、お湯で急勾配を実感しました。

お湯の温度は熱くもなくぬるくもないちょうど良い湯加減。板谷峠越えの車窓を眺めながら足湯につかるとはなんとも贅沢な時間。足からあったまっておもわず居眠りをしてしまいそうになります。

こちらは16号車足湯車両の天井の飾り。温泉マークでしょうか。とはいえ足湯に使われているお湯は温泉ではなく普通のお湯に消毒薬が入っているもの。イメージ的にはプールと同じでしょうか。不特定多数の人を相手にするので、致し方ないかと思われます。ちなみに16号車には湯守アテンダントが配置されており、案内のほかに入れ替えの際の掃除なども行っています。
短い時間でしたが、足湯とはいえあったまりなんだか足の疲れも癒えたような感じです。 


正味10分間の足湯タイムですっかりあったまったので、売店に寄って冷たいものでも買います。売店のカウンターには山形県観光キャラクターきてけろくんがお出迎えをしていました。

売店ではラ・フランスのアイスと100%果汁りんごジュースを買い、座席に戻りました。アイスはラ・フランスのほかにだだちゃ豆アイスと、つや姫アイスがありましたが、ここは無難にラ・フランスアイスを。ミルクベースのアイスにラ・フランスの味が入っているアイスでした。湯上りのほてった体にはちょうどよく、美味しゅうございました。


週末パスで乗り鉄~2

2016-05-30 19:22:02 | 鉄道


乗車するとれいゆつばさ号は一昨年登場した新幹線初のリゾート列車で、秋田新幹線こまち用のE3系の転用です。

とれいゆつばさ号のデザインはE6系も手がけたデザイナーの作によるもので、月山の緑と最上川のブルー、そして蔵王の白をイメージした塗装となっています。とれいゆとは「トレイン」とフランス語の太陽を意味する「ソレイユ」の合成造語です。

シンボルマークは山形の名産であるさくらんぼ、ぶどう、ラ・フランス、りんごのフルーツ、山形の紅花、天童の将棋のコマをイメージしています。列車は6両編成で11号車は普通車指定席ですが、こまち号のグリーン車だった車両なので座席はグリーン車仕様の座席が並ぶ乗り得席です。

12号車から14号車まではお座敷指定席で4人ボックスと2人掛け対面席のお座敷席が並んでいます。今回はこちらのお座敷席を指定しました。ちなみに座席番号は4人席がA~D席、2人掛け席がEとFが割り当てられており、通常の指定席ではおそらく唯一のF席が存在しています。お座敷席は畳敷きに座布団が置いてあり、背ズリもリクライニングしないものですが、新幹線仕様のシートピッチに収まっているので足元は広く、見た目よりも快適に過ごすことができました。
15号車は湯上りラウンジと売店があり、売店では沿線の地酒、ワイン、ジュース、アイス、お弁当、またとれいゆつばさ号グッズを販売しています。そして16号車はこちらも史上初にして唯一の足湯があります。足湯の方はびゅうツアー商品で事前指定できるほか、当日に空きがあれば楽しむことができ、乗車後すぐに売店に行くと空きがあったので1030~1045の間に予約をしておきました。
1002に福島駅を発車。混んでいるかと思いましたが、空席もある状態で発車となりました。 


週末パスで乗り鉄~1

2016-05-30 19:00:16 | 鉄道

5/28,29と週末パスで、JR東日本の乗って楽しい列車を乗り鉄してきました。
5/28は早朝6時前に自宅を出発して舞浜駅から京葉線に乗り東京駅へ。ちょっと早めに着いたのですが、朝食の駅弁を品定めしてから東北新幹線ホームへ。

0712発やまびこ・つばさ123号のやまびこ編成に乗ります。仙台やまびこの指定席なので比較的空いており、車内では快適に過ごせました。駅弁の朝ごはんを食べて音楽を聴きながら福島まで過ごします。新幹線の車窓から見える田んぼもすっかり田植えが終わっていました。福島には0848に到着。つばさ号の発車と、やまびこ号の発車を見送ってホームを後にしますが、つばさ号とやまびこ号の切り離しの間にはやぶさ・こまち3号が300km/h超で通過して行きました。

福島では小一時間あったので、週末パスでも乗れる福島交通飯坂線にちょっと寄り道。時間の都合で2駅先の美術館図書館前駅で降りて折り返してきました。

福島からはとれいゆつばさ号に乗ります。新幹線ホームからではなく在来線の山形線ホームからの発車なので、在来線の5番線ホームで列車を待ちます。