関西空港と難波の間を結ぶ南海電鉄の空港アクセス特急「ラピート」号。1994年の関西空港開港より走っていますが、今までの鉄道車両にない独特のデザインで話題を呼びました。そしてついたあだ名が「鉄人28号」。
この角度から見るとそのあだ名も納得できることかと思います。
車両は4列席のレギュラーシートと1+2列席のスーパーシート車両に分かれており、とくにスーパーシート車は40分程度の乗車時間ではもったいないぐらいです。
この列車は停車駅によってラピートαとラピートβに分かれています。ラピートβは途中、新今宮・天下茶屋・堺・岸和田・泉佐野・りんくうタウンに停車し、ほぼ終日に渡り運転されています。一方のラピートαは当初はノンストップ列車に与えられていましたが、乗車率の悪さから次第に削減され、現在は早朝に難波発の3本が運転されるのみです。こちらはβの停車駅の堺・岸和田を通過します。
関空アクセスでは大阪市内へいくのにも難波で地下鉄に乗り換えなければいけない不利もあり、JR西日本の特急「はるか」や空港リムジンバスに押され気味ですが、停車駅を増やすことで沿線の足としても活躍しています。
大阪に足しげく通うようになってから、関西空港への往復には目的地にあわせてはるかとラピートを使い分けていますが、最近はややラピートの乗車率が上がっているような気がします。
なんかこんなタイトルの番組があったような…。
先日の関西へのフライトはお天気にも恵まれ、地上もきれいに見えていました。そして羽田空港を離陸するとほどなく、町並みの向こうに浮かぶ富士山が見えました。
関西空港や伊丹空港に向かう便は富士山の南側を飛行し、左側の座席から見ることができます。従って見える富士山は新幹線からと同じ方向の富士山です。上空から見る富士山もやはり迫力があります。この日はまだ山頂部分に雪が残っていました。
ちなみに福岡ゆきは富士山の北側を飛行し、右席から富士山が見えます。
今日は関西空港へのフライトです。晴れているのでナイスなフライトとなるでしょう。
最近青い飛行機にばかり乗っていますが、赤い飛行機の関西便が経営再建に伴う削減続きで使えなくなってしまったので、青い飛行機に乗り換えた次第です。
今日の朝は金環日食で日本中が盛り上がっていました。ちょうど出勤時間にあたるので、生で見ることはしませんでしたが、電車の待ち時間や乗っている間は携帯のワンセグ放送を通じて見ていました。
いつもの通勤ルート上にある家のあちこちで、子供から大人までが出てきて空を見上げていました。いつもは部活動の小学生が学校に向かう姿が見られるのですが、さすがに今日はその姿もありません。そして舞浜駅のペデストリアンデッキにも、人が集まりみんなで空を見上げていました。駅を発車してゆく東京行きの電車にこころなしか余裕があったような気がします。
老いも若きも皆が空を見上げ天体の神秘を目撃する。あまり明るい話題も少ない今日この頃に、明るい話題となったのではないでしょうか。
そして、明日はいよいよ東京スカイツリーがオープンします。