新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

ぶらりちばらぎ乗り鉄~3

2013-11-30 20:03:47 | 鉄道


鹿島線の普通電車に乗り佐原へ向かいます。鹿島線と成田線の乗換駅は一つ手前の香取駅ですが、佐原まで乗り通しました。佐原でいったん下車して小腹を満たします。

佐原は川沿いに古い町並みが残り、また伊能忠敬の生誕地としても知られており、佐原街巡りなどをしてみたいところですが、後の銚子電鉄や帰りの特急電車のことを考えるとそんな余裕もなく。駅舎を見るだけで精一杯でした。佐原14時11分発の銚子行きに乗り込み銚子までいきます。道中はレールの継ぎ目を刻む音と、ボルスタレス台車のふわふわした揺れに身を任せてしばし睡眠補給。銚子には14時56分に到着します。が、乗り換えの銚子電鉄までしばし時間があるので駅前のマクドでしばし休憩します。
マクドでの休憩の後15時37分発の銚子電鉄外川ゆき電車に乗ります。

この電車は元京王帝都電鉄2010・2500系電車で、かつて京王線で走っていた電車です。後に四国愛媛の伊予鉄道に譲渡された車両のうち4両が銚子電鉄に譲渡されてきたものです。2001号編成はかつて京王線で走っていた頃のグリーンに塗られています。ちなみにもう一編成は京王線の旧塗装であるアイボリーにエンジ色のラインの塗装をまとっています。京王多摩動物公園駅にある京王れーるランドに同型車が1両保存されていますが、こちらは現役の車両です。
この電車に乗り、発車を待っている間にふとつり革を見ると…

なんと、つり革の形が1個だけハートの形をしているではありませんか。一応車内をぐるっと見回して確認したところこの1個だけ。なかなか粋な演出ですが、気付いている人はいませんでした。 


ぶらりちばらぎ乗り鉄~2

2013-11-30 19:47:20 | 鉄道

駅ビル内をふらふらしているうちに11時37分発の大洗行きの時間になってしまいました。わずか1両のディーゼルカーに乗ります。大洗鹿島線はローカル線ながら、高架橋の多い高規格路線で、発車すると1両のディーゼルカーが走る路線とは思えぬ高速で走っていきます。大洗までは20分程で到着します。大洗でご飯でも…と思ったのですが駅前にはめぼしいものはありません。仕方がないので駅の売店でお菓子を買ってホームへ。

大洗駅の駅名標です。旧国鉄スタイルではありますが、字体が細く独自の印象を受けます。またプランターのケースも大洗鹿島線を走るディーゼルカーに似せてあります。社員さんの手作りでしょうか。

大洗駅には車庫と本社が併設されており、ホームから留置されているディーゼルカーが見られます。そんな車両の中にはラッピング車両も。このラッピング車両は大洗町を舞台にしたアニメ「ガールズ&パンツァー」のラッピング車両です。

この「ガールズ&パンツァー」ラッピング車両はもう1両あり、偶然にも水戸行きの列車に連結されていました。アニメのことなのでよくわかりません。が、この車両を撮っている人が何人かいました。大洗鹿島線にはこのほかにアクアマリン・大洗のラッピング車両と、明太子のかねふくの「大洗めんたいぱーく」のラッピング車両が走っています。
その「大洗めんたいぱーく」のラッピング車両の列車に乗り、鹿島神宮を目指します。1両なので座席はうまっており、とりあえず空いていた席に座って過ごします。途中の鹿島灘からは後部運転台に立って後ろへ流れてゆく景色を眺めていました。

日本一長い駅名「長者ケ浜潮騒はまなす公園前」(ちょうじゃがはましおさいはまなすこうえんまえ)駅を通り、鹿島サッカースタジアム駅からJR線に乗り入れて13時15分に鹿島神宮駅に到着。2分の乗り換えでJR鹿島線佐原ゆきに乗り換えです。乗り換え時間が少ないのであらかじめ大洗駅で鹿島サッカースタジアム駅連絡JRきっぷを買っておきました。 


ぶらりちばらぎ乗り鉄~1

2013-11-29 20:47:24 | 鉄道

11月24日の日曜日、茨城と千葉の鉄道にぶらりと乗ってきました。

舞浜から京葉線と京浜東北線を乗り継ぎ、上野駅へ。上野9時30分発特急フレッシュひたち13号に乗り、水戸までいきます。上野駅に着いた段階では30分前の特急スーパーひたち11号に間に合いそうだったのですが、朝ご飯を食べずに出てきてお弁当を買ったりしたかったので、9時30分の特急に乗りました。車内で朝ご飯を食べて、E657系の座席でしばしばくつろぎます。水戸には10時47分に到着。

到着した反対側のホームにはE501系が停車していました。水戸駅からは鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗ることにしているのですが、次の鹿島神宮行きの列車が12時発だったので、駅ビルにちょっと寄り道します。 


上野駅にて~2

2013-11-24 20:37:35 | 鉄道

もう一つ、上野駅で見つけたものを。
上野駅はかつて東北・上越・信越方面へ特急・急行列車が発着しており、その乗車位置案内に列車毎の乗車位置の札をぶら下げていました。現在でも特急ホームでは乗車位置案内に使っています。

写真のように現役の札は大きく列車名と号車番号が書かれていますが、その横に小さな札がぶら下がっています。よーくみると何やら数字が書いてあります。

これはかつて上野駅に出入りしていた車両の形式番号で、写真の場合左から[181/183/189系特急電車の5両目][583系寝台電車の5両目][12系・14系客車の6両目]という意味でしょう。おそらく国鉄時代から乗車位置案内札の目安としてつけられていたものと思われ、かつてはここに「特急とき5号車」「特急あさま5号車」とか「寝台特急ゆうづる5号車」「寝台特急はくつる5号車」とか「急行十和田6号車」「急行八甲田6号車」とかいう乗車位置案内札がぶら下がっており、東北方面へ向かう人たちがこの下に列を作っていたのでしょう。

そしてもう一つ。今はなき165系急行形電車用の目印も残っていました。
いまやLED式の表示も珍しくなくなった乗車位置ですが、上野駅ではまだ残っており、さらに国鉄時代の表示も残っています。北の玄関口上野駅らしい光景です。
ちなみに近郊形電車の乗車位置案内もかつてはあり、「3ドア乗車口」という表示の下で電車を待っていたものです。 


上野駅にて~1

2013-11-24 20:15:27 | 鉄道

JR上野駅は高架ホームの1~12番線、地平ホームの13~17番線に分かれていることはご存知かと思われます。そして10~12番線と13~15番線が2層構造になっています。

そのため12番線と15番線に電車が停車していて、16番線に電車が入線していないとこのように電車が上下に並んでいるのを見ることができます。

横から見るとまるで模型を見てるような感じ。このような光景が見られるのは上野駅だけです。
ただしこの光景が見られる16・17番線ホームは、高崎線特急・常磐線特急が発着するホームなので、ホームの入り口には新幹線のように中間改札口があり、特急券の提示を求められます。