新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

700系新幹線と富士山

2020-02-25 19:48:03 | 鉄道

富士山をバックに新幹線が撮影できる富士市中里の撮影ポイントで撮影した新幹線です。この日はのぞみ315号にラストラン近い700系新幹線が充当されるのでやってきました。予想通り撮り鉄が田園の中にずらりと並んで異様な光景でした。お気に入りのポイントには撮り鉄が並んでいたのでちょっとずれた場所に陣取ります。

時間までは練習と構図を決めがてら通過する新幹線を撮影します。iPhoneでJR東海の新幹線走行位置のサイトを見ながら新富士ー三島間に電車が入ってくると準備をします。新幹線がやってくるのは風切り音が聞こえてくるのでタイミングが測れます。

お目当ののぞみ315号がやってきました。シャッターを連続で切りますが、相手はトップスピードで走っている新幹線。ちょっとタイミングを外すと架線柱にかかってしまいます。まあ、富士山の麓を700系が最後の走りを見せている姿が記録できたからいいかと思います。

後追いはカメラを振って追いかけます。晴れていたので富士山の他に南アルプスの山が白い姿を見せていました。

700系が通過すると撮り鉄が蜘蛛の子を散らすように帰ってゆきます。こちらはしばらく撮影。新幹線を相手に流し撮りを楽しみます。シャッタースピードが早かったのであまり流れていません。そこでシャッタースピードを落としてみます。

270km/hで走る新幹線に流し撮りを挑むとは…。空港で離陸してゆく飛行機と大体同じスピードなのですが、新幹線だと難しいです。

空港では感じない敗北感を軽く感じながらも果敢に撮影にチャレンジ。なんとか見られる画像をご覧いただきましたが、いかがでしょうか。


今日も富士山

2020-02-24 20:16:00 | 旅行
今日は東海道新幹線700系がのぞみ号として走る予定なので、富士山と撮影しようとしていました。


まだ暗いうちに島田市の宿泊先を出て車で国道150号線を走り、マリンパーク御前崎へ。前日に富士山がきれいに見えていたので、早朝ですが朝ごはんを買いに行くついでに出かけてみた次第。海越しに富士山を望むことができますが、日の出前と富士山付近にガスがかかっていて、なんともしまりがありません。それでも朝焼けの空に浮かぶ富士山のシルエットが見られてよしとせねばなりますまい。


朝ごはんを買って一旦島田市へ戻り、支度をしてから8時半ごろに宿を出発。大井川焼津藤枝SICから東名を走ってやってきた富士市中里の撮影スポット。撮り鉄大集結の上、お気に入りの場所へ向かう道が工事で通行止めになっていたので、ちょっとだけ三島よりの位置に陣取ります。
700系充当列車の状況はJR東海の新幹線走行位置サイトでチェックしながら待ち、撮影しました。写真は後ほど。
 11時ごろに帰宅の途に着きます。お昼前に東名高速富士インターから高速に乗って鮎沢PAでお昼ごはん。鮎沢PAから望む富士山です。
鮎沢PAを13時半ごろに出発。しかし伊勢原JCT付近で車7台が絡む事故と横浜町田ー海老名間で2件の事故の渋滞に巻き込まれました。事故したての時間だったので渋滞もそんなに酷くなく、横浜町田から保土ヶ谷バイパス、首都高を経由して16時前には自宅に到着していました。




富士山の日

2020-02-23 18:27:00 | 鉄道
今日は2月23日で富士山の日です。


大井川鐵道ではこの三連休中、富士山の日のヘッドマークを取り付けて運転しています。ただ大井川鐵道からは金谷ー新金谷間でほんのちょっとだけ見られる程度です。もちろんSL急行からはみられません。


こちらは宿泊している島田市のホテルの駐車場から撮影した今朝の富士山。昨日の雨の天気から一転青空が広がりました。ただ風は強かったですが。


こちらは静岡県磐田市の国道150号線からの富士山。もちろん信号で停車中にサイドブレーキを引いて撮影しています。
富士山は浜名湖あたりから見えることもあり、東海道新幹線でE席に座って東京方面に向かうとき、条件が良ければ浜名湖橋梁を渡っている頃から見えます。




🐱にゃんにゃんにゃんではなく…🎫

2020-02-22 18:51:00 | 鉄道
今日は2月22日で猫の日だそうです。222でにゃんにゃんにゃんとなるからだそうで、今日はなんとなく猫の話題が多い気がします。
そんな今日は新元号になってから迎えた2月22日。そうです。ゾロ目の日です。
平成末期から全国的に鉄道のきっぷに印字される年は和暦から西暦に変わっており、平成時代のようにゾロ目きっぷが発売されることはほとんどありません。しかし、一部の鉄道会社は和暦を使っているのでゾロ目きっぷは買えます。

静岡県の大井川鐵道は硬券入場券、硬券乗車券を販売しており、昔懐かしいきっぷを手に入れることができます。そして日付の印字はダッチングマシーンによる和暦表記。有人駅の金谷、新金谷、家山、千頭、井川の各駅のみですが、ゾロ目きっぷが当たり前のように出てきます。今日はSL撮影がてら新金谷、家山、千頭駅で購入してきました。
一方、同じ静岡県を走る天竜浜名湖鉄道、JR東海は西暦表示。天竜浜名湖鉄道はダッチングマシーンでの印字なので下二桁表記。JR東海は4桁表記です。2020年なので2ばっかりでこちらもなかなか面白いです。



相鉄直通線で起きた捻れ

2020-02-18 19:51:15 | 日記
今回の相鉄直通線開業で一見すると訳の分からないことが起きています。
まずは羽沢横浜国大駅のJR線の運賃表。

隣の武蔵小杉駅までは310円です。
ところが、その先、南武線を川崎方面へたどると…。
あら不思議、尻手、川崎まで220円と安くなっています。さらに京浜東北線に乗り換えて鶴見駅へたどると…。
どうしたことでしょう。170円になっています。
隣の駅よりも遠いはずの駅が安いのはなんで⁉️
と、普通の人は思うでしょう。ここに運賃計算のからくりが隠されています。
実は羽沢横浜国大駅への運賃計算キロは鶴見駅起点で計算されることになっており、鶴見ー羽沢横浜国大間は8.8kmとなっています。しかしながらすべての相鉄直通線列車がホームのない鶴見駅を通過するので、この区間には以下の特例が設けられています。
・羽沢横浜国大駅から横浜駅以遠(保土ヶ谷駅方面、桜木町駅方面)の各駅へ乗車する場合は鶴見ー武蔵小杉間を折り返して乗車することができる。
・羽沢横浜国大駅から鶴見駅・新子安駅・東神奈川駅または川崎駅以遠(蒲田駅または尻手駅方面)、国道駅以遠(鶴見小野駅方面)、大口駅以遠(菊名駅方面)の各駅へ乗車する場合には鶴見・新子安・東神奈川ー横浜間と鶴見ー武蔵小杉間を折り返して乗車することができる。
・羽沢横浜国大駅から新川崎駅へ乗車する場合には新川崎ー武蔵小杉間を折り返して乗車できる。
また、当駅は横浜市内の駅に指定されているので、横浜市内発着の乗車券で当駅で乗降する場合には鶴見ー武蔵小杉間を乗車することができます。
この特例により区間外乗車ができますが、この特例に従い羽沢横浜国大駅から鶴見駅へ向かうとすると、武蔵小杉駅で横須賀線下りに乗り換え横浜駅へ。横浜駅で京浜東北線北行に乗り換えることになります。が、下車駅である鶴見駅を実に2回も通過することになり、非現実的です。ちょっと高くはなりますが、相鉄線で横浜へ出て京浜東北線で向かうのが現実的でしょう。
なお、武蔵小杉駅で南武線に乗り換えて川崎駅で京浜東北線に乗り換える方法もあります。が、こちらの方法は運賃計算上ややグレーゾーンのような気がします。大都市近郊区間の運賃計算特例に照らし合わせれば乗れそうな気がしますが、上記の第2項目目に照らし合わせると、武蔵小杉ー川崎ー鶴見間が特例のない区間外乗車になりそうな気もします。

もうひとつ。相鉄の種別は特急、急行、快速、各停の4種類。ラッシュ時には通勤特急通勤急行が加わるようですが、昼間は4種類。停車駅は
特 急:横浜、西谷、二俣川、大和、海老名
急 行:横浜、二俣川、二俣川からの各駅
快 速:横浜、星川、西谷、西谷からの各駅
となっています。全線で見ると順当な停車駅ですが、横浜ー二俣川間に限定すると、逆転現象が発生します。
そう、急行よりも特急の停車駅が多い…。
元々急行は今の停車駅で最上位種別として存在していましたが、速達種別として特急が設定されました。設定当初は西谷通過でしたが、相鉄直通線開通に伴う利便性の向上で西谷停車となり、逆転現象が発生してしまいました。
とはいえ、急行が特急を追い抜くと言うことではなく、単に停車駅の違いということだけなので、あまり目くじらを立てることではないのですが。
 



そして最後に、JRの電車が「特急」の表示を出している姿。
JRで特急といえば、リクライニングシート装備で特急料金が必要な列車…という認識がありますが、4ドアロングシートのいわゆる通勤電車が特急として走る姿はJRではありえない姿なのでこちらも衝撃です。
地下鉄千代田線・小田急線に乗り入れている常磐緩行線のE233系2000番台が、小田急線内で急行表示を出している先例はありますが、さすがにJR車の特急は慣れていないと「ん⁉️乗っていいのか❓」と思ってしまいます。