新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

令和4年の初旅〜7

2022-01-20 13:33:00 | 旅行
白浜駅から三段壁行きのバスに乗ります。

バスは白浜の名観光地。白良浜の脇を通過。風で道路にも砂浜の砂が飛んできてしまっているようです。宿泊予定のホテルの前を通過して三段壁バス停に到着。ちょこちょこと乗り降りはありましたが、終点まで乗ったのは我々のみ。現金乗車なのに整理券を撮り忘れたり、せっかく買ったお土産をバスの中に置き忘れかけたりするバカップルを降ろしてバスは去ってゆきました。

三段壁は白浜の自然景勝地で高さ50〜60mの柱状節理の大岸壁が2kmに渡って続いています。この崖の中には海蝕洞窟の三段壁洞窟もあり、エレベータで降りて見学できるようになっています。

とは言いましたが、あまり興味もなく、雄大な景色を見るだけにしてとっとと戻ってホテルへと向かうことにします。

白浜駅経由紀伊田辺駅行きのバスを待っていると反対側にパンダバスが到着。路線バスタイプの他に大阪と白浜を結ぶ高速バスタイプもあるそうです。バスに乗って本日のお宿ヘ。

本日のお宿はこちら、HOTEL SEAMORE SHIRAHAMA KEY TERRACEさん。白浜では人気の宿だそうです。

チェックインまでは少し時間があったので足湯で休憩。ここの足湯の前には水が張られた池があり、その池が海の水面とどうかして見えるインフィニティ足湯だそうです。湯の温度は結構熱く、しばらく浸かっていたら足が真っ赤になっていました。

お部屋は海に面した部屋。太平洋が一望できます。夕食まで時間があったのでひとっ風呂浴びにいってきます。露天風呂も海の水面と同じに見えるようになっていましたが、風呂にも階段の上り下りがあってちょっと大変でした。

17時に夕食を食べに行きますが、ちょうど日没の頃。部屋から海に沈みゆく夕日と夕焼けをみてからいきます。

夕食の会場からは海越しに白良浜が見えました。白良浜ではイルミネーションをやっているらしく、遠くからでもなんとなくわかります。元気ならば食後に出かけてみるのですが、歩くのが大変なのでやめました。

食後は部屋に戻りのんびり過ごします。寝る前にもう一度風呂に入りました。

令和4年の初旅〜6

2022-01-11 19:49:30 | 旅行

アドベンチャーワールドにいるジャイアントパンダは7頭。パンダラブという施設とブリーディングセンターという施設に分散して飼育されています。こちらはパンダラブの屋内施設前に飾られている門松。竹に細かい細工が施されています。

まずはパンダラブの屋外運動場に彩浜が竹をむしゃむしゃしていました。2018年に生まれたメスです。こちらは誕生した時に名前を公募しており、ゆかりんが名付け親の一人となっています。


パンダラブの屋内施設に入るのに少々並んで入ると、出迎えてくれるのは桜浜。2014年に誕生したメスで、桃浜と双子になっています。ちなみに桃浜も同じところにいますが、ご機嫌がよろしくないらしく、飼育員さんに「帰してくれぇー」とばかりにバックヤードのドアにすがりついていました。桜浜はゆったりと歩いたり、台に寝そべったりして愛想を振りまいていました。

運動場へ出ると竹を食べ終わった彩浜が動き回っています。アドベンチャーワールドのパンダは近いところにいるので写真を撮ったり観察したりするのが非常に容易です。

センタードームの広場には大きなツリーが鎮座。何気なく見るとパンダだらけです。

ブリーディングセンターの屋内施設には、浜家の大黒柱、永明がお食事中。今年でなんと30歳になる高齢パンダですが、まだまだ元気なご様子です。

屋内施設を出てふと横を見ると一頭のパンダがお尻を向けて丸まって寝ていました。こちらは2016年誕生の結浜。端っこで丸まっていていきなり姿を見せたので、ちょっとびっくりしました。

そしてほとんどの入園客のおめあてがこちらのパンダの親子。お母さんの良浜と2020年に生まれた楓浜。


親子でじゃれ合う姿がなんとも可愛く、ちょうど終了したイルカショーの観客が続々と集まってきてパンダ親子にシャッターを切っていました。かなり混んできたので写真を何枚か撮って離脱。アニマルショーを見てペンギン館へ行きます。

こちらはペンギン館のペンギンたち。アドベンチャーワールドでは8種類約470羽のペンギンが飼育されており、特にエンペラーペンギンについては日本では名古屋港水族館とここの2箇所で、さらにアドベンチャーワールドでは国内唯一繁殖に成功しているそうです。

そしてこちらが2021年10月に孵化したエンペラーペンギンのヒナ。まさしくコウペンちゃんですね。
そのあとも園内をぶらぶらしますが、なんかパンダを見たらもういいやって感じになってしまい、歩き回って足も痛くなってきたので出口の方へ向かうことにします。

出る前にもう一回彩浜のご機嫌うかがい。と、思ったら岩を枕にして寝ていました。
出口近くのショップでお土産をじっくりと選びます。時刻は13時前。まだ帰ろうという人はいないのでショップは空いており、のんびりとお土産を選ぶことができました。
ホテルのチェックインまでは時間があるので、三段壁へ行ってみることに。アドベンチャーワールドからのバスは時間があったので一度白浜駅へ出てからバスを乗り継ぐことにします。

令和4年の初旅〜5

2022-01-08 16:55:24 | 旅行
白浜駅からバスに乗ってアドベンチャーワールドへと向かいます。

事前にバスのフリー乗車券があるのをリサーチしていたので、バスのきっぷ売り場で2日用のフリー乗車券を購入。

白浜とくとくフリー乗車券は白浜町内のバスに乗り降り自由となっており、白浜町内の主要な観光地であるアドベンチャーワールド、円月島、白良浜、千畳敷、三段壁と白浜駅、南紀白浜空港を結ぶ路線バスに乗車できます。発売額の1500円まで乗るかどうかは疑問ですが、いちいち小銭を出して払うより、見せるだけで乗降できるので買った次第。ちなみにゆかりんは買いませんでした。バスの窓口で荷物を宿泊先まで送ってもらえるそうなので、利用して身軽になります。

白浜駅から直行バスに乗ってアドベンチャーワールドに到着しました。入園券はゆかりんが事前に購入していてくれたのでスムーズに入園します。

早速動物が飾られたツリーがお出迎え。液晶画面には今年の干支であるトラが表示されていました。

そのすぐ後ろではペンギンが3匹プールの中を泳いでいます。泳ぐのが早いのでなかなか捉えることが難しかったです。

園内に入るとぞうさんがお出迎え。

そのあとは、フラミンゴや

レッサーパンダくんも。レッサーパンダは3頭いたのですが、お尻を向けていたり動き回っていたりでなかなかうまくこっちを向いてくれません。しばらく追いかけていました。

こちらは記念撮影用の花壇。親子連れやカップルも多いので、記念撮影をしていました。

こちらも記念撮影用のパンダ。後ろの竹と一緒に撮影できます。お子様連れにはいい記念撮影スポットです。
このあとはいよいよ、パンダさんの登場です。
 

令和4年の初旅〜4

2022-01-07 16:04:52 | 旅行
1/3。新大阪で迎えた朝。7時過ぎにホテルを出て駅へと向かいます。

新大阪0733発新宮ゆき特急くろしお1号に乗って白浜へと向かいます。くろしお1号はパンダくろしおサステナブルSmileトレインで運転です。大きなパンダの上に子パンダの乗った親子パンダのデザインですが、テールライトが点灯すると、なんか悪のパンダみたいになってしまうのは仕方がないところでしょうか。

車両側面にもアドベンチャーワールドのジャイアントパンダを筆頭に動物が描かれています。そして各号車にはSDGsの17の目標のうち6つのテーマに人と自然が豊かに暮らす世界がデザインされています。

6号車は「15 陸の豊かさを守ろう」をテーマに。

5号車は「14 海の豊かさを守ろう」。

4号車は「10 人や国の不平等をなくそう」をテーマにデザインされています。
このほか3号車は「7エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、2号車は「5 ジェンダー平等を実現しよう」、1号車は「3 全ての人に健康と福祉を」をテーマに人と動物が描かれています。各車両の図柄はJR西日本のパンダくろしおサイトをご覧ください。

パンダくろしおの座席の枕カバーはパンダを図柄にした専用のものが使われています。ただし5号車に設定されている女性専用席の枕カバーは、標準のものが使われていました。
車内外ともに白浜へ向かうと思われる親子連れが多く、あちこちでパンダくろしおとの記念撮影が行われていました。

撮り鉄的にはこっちの方が気になるかもしれません。今年の春には新大阪から姿を消す201系電車です。
0733に新大阪を発車。次の天王寺でも乗車があり、指定席はほぼ満席な状態で阪和線へと入ります。阪和線は勝手知ったる路線。ゆかりん共々のんびりと過ごします。和歌山から紀勢本線を走り、車窓には和歌山の名産みかん畑が広がります。

印南を過ぎると列車は太平洋を望むように走ります。

特に切目ー岩代間は海岸沿いを走り撮影スポットにもなっている区間。下り列車では車窓案内も入るようです。海に太陽の光が反射して眩しい景色でした。

白浜に1010着。およそ2時間40分の旅です。乗車していた人のほとんどが下車してホームは大にぎわいになります。家族連れが多かったのでアドベンチャーワールドに行くのでしょうか。

こちらはホームに描かれた乗車位置目標。和歌山県のキャラクターのわかぱんと、国鉄時代から特急くろしお号のヘッドマークに描かれていた波を書いた独特のものになっています。この乗車位置目標は白浜駅独自ではなく、和歌山県内の紀勢線特急停車駅で見られます。

改札口付近にもわかぱん。

そして改札口を出ると、2015年まで運転していた381系くろしお号の4号車に設置されていたパンダシートが展示されていました。すっかりパンダ一色の白浜駅から、パンダに会いにいきます。

令和4年の初旅〜3

2022-01-06 14:58:00 | 旅行

万博記念公園駅からモノレールに乗り南茨木へ。ここで京都線に乗り換えるのですが、阪急電車の駅に辿り着く前にお目当てのコウペンちゃん号が発車していきました。京都線のコウペンちゃん号はこの日、京都河原町と地下鉄堺筋線天下茶屋の間を地下鉄直通準急で往復しているので、何がなんでも捉えなければなりません。


そこでとりあえず次の大阪メトロ66系の高槻市ゆき普通に乗って茨木市へ。iPhoneで時刻表を調べて、茨木市で京都河原町ゆき特急に乗り換えてコウペンちゃん号を追いかけます。京都線の準急は高槻市から各駅停車になるので、特急に乗れば追いつけそうです。

もう京都に足を突っ込んでいる桂でようやく追いつきました。特急退避をしているので余裕で撮影できます。京都線バージョンは京都線カラーのグリーン系のヘッドマークです。


車体側面は八坂の塔、先斗町、河原町と京都南座、嵐山渡月橋が描かれています。そしてLEDの行先表示器には準急京都河原町の行先のほかに、コウペンちゃんが描かれています。昼間はなかなか撮影が難しいです。

前面の行先表示にも描かれていますが、流石に撮影は出来ませんでした。ドアが閉まったところも撮影。電車は京都河原町へ向けて発車してゆきました。

準急京都河原町ゆきが発車すると嵐山線ホームにはかつての京都線フラッグシップの6300系が停車していました。車内は嵐山へ向かう観光客で混雑していました。

桂からは大阪方面へ戻りますが、まだ時間があるようなので乗り鉄。特急大阪梅田ゆきに乗って十三へ。十三で神戸線の新開地ゆき特急に乗り換えて西宮北口へ。神戸線も京都線も特急はかなりの高速で走るので気持ちよく乗れます。

西宮北口で今津線に乗り換え。今津線は宝塚から西宮北口を経て今津まで結んでいますが、現状は分離されて西宮北口ー今津間はワンマン運転の電車が行き来しています。かつては西宮北口駅に平面交差があり直通運転していたのですが。

今津までのショートトリップをして、今津で阪神電車に乗り換え。近鉄直通の快速急行奈良行きに乗って尼崎へ。

尼崎では青胴車の5001形ジェットカーの普通電車の車内を抜けて別のホームヘ。関西の私鉄ではよく見られる乗り換え方法で、停車した電車のドアを両側開いて通路にして、乗客を乗り換えさせています。
尼崎始発の急行大阪梅田ゆきは8000系電車ですが、初期製造車の入る編成。神戸方は古い阪神顔ですが、

大阪方は他の8000系と同じ顔です。この編成ができたのには1995年の阪神・淡路大震災が関係しており、元々は初期車の8201編成と後期車の8223編成として6両編成でした。しかし1995年の1月17日、両編成は倒壊した石屋川車庫に留置されていて被災し、一部車両が廃車となってしまいました。残った車両と代替新製された8523号車を一部方向転換の上、組み合わせて6両編成としたものです。阪神・淡路大震災から25年以上過ぎましたが、震災を記憶している電車です。
阪神の大阪梅田駅まで乗って、地下鉄御堂筋線で新大阪へ出て本日のお宿に一足早くチェックイン。ゆかりんは神戸に落語を聞きにいっているので、しばし部屋で休憩します。
16時半ごろにゆかりんから阪急に乗って大阪へ行くとの連絡があったので、こちらもホテルをでて新大阪駅へ。新大阪から地下鉄御堂筋線で一駅乗って西中島南方駅で下車。歩いて阪急線の南方駅へ。

南方駅の案内表示はなんとなく古そうな、昭和を感じるものでした。
南方から大阪梅田行き準急に乗ります。ゆかりんの乗った神戸線の特急に十三で乗り換えるのも考えましたが、昼間に階段の上り下りで辟易している記憶があるので、大阪梅田駅まで乗って待ち受けることにします。

到着が端っこの9号線と予測ができたのでそこで待機。ずらりと並んだ号線表記と電車。阪急の大阪梅田駅を象徴する一コマです。
待っている間にふと思い立って、門松と電車を撮影することに。画角を決めて待っている間に立派なカメラを持った撮り鉄が登場。考えていた画角に堂々と入り込みます。一部の輩なら罵声を浴びさせるところですが、ここは大人の対応。とりあえず撮り鉄が入らない画角に方針を変更します。

やがてゆかりんを乗せた神戸線特急コウペンちゃん号が到着。門松とともに撮影します。

到着して乗客が降車するギリギリまで撮影。

降車が始まると花越しにコウペンちゃん号を撮影したりします。
そして久しぶりにゆかりんと再会。久しぶりの再会ですが、マスク姿のゆかりんにちょっと戸惑ってしまいます。

コウペンちゃん号の行先表示は3線とも共通で、種別の前にコウペンちゃんのイラストが入ります。これは前面の行先表示でも同じ。ただ昼間はLEDの性質上、カメラで撮影することは至難の技。ようやく撮影ができました。阪急のLED行先表示の書体は丸みを帯びた書体で、コウペンちゃんの姿とともになんとなく可愛く見えます。
ゆかりんとともに改札口を出て阪神百貨店梅田本店の地下で夕食のお弁当を調達。地下鉄御堂筋線で新大阪へ行って、部屋で夕ご飯を食べました。あとはテレビを見てのんびりと過ごします。