新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

そうだ 京都、行こう。

2012-02-27 20:59:56 | 鉄道

JR東海が1993年から主に関東・中部地区で流しているシリーズCMです。京都の風景をバックに『サウンドオブミュージック』の『私のお気に入り』の曲が流れ、長塚京三さんのナレーションが入るという実にシンプルですが、見るものの心に訴えかけてくるCMです。現在は龍安寺石庭を題材にしていますが、毎回コピーがグッとくるものになっています。知っている方にも知らないという方にも、近年のコピーをご紹介いたします。

2012春 「あ、石庭が、笑ってる。いつもは難しい顔しているお庭にも、春がきました。」 (龍安寺)
2011冬 「聞こえてくる「京ことば」も風景のひとつだと気づきました。」(二年坂) 
2011秋 「いい秋ですね、と言葉をかわしあえる。それだけでうれしい。」(毘沙門堂)
2011夏 「この町の過去は、君たちの未来のためにあるのだよ。」(本願寺界隈)
2011春 「どういうわけだろう。今年は一本の桜とじっくり向き合う春にしたかった。」(東寺)
2010冬 「母と私は、京都に通っているうちに、笑顔が似てきたそうです。」(知恩院)

2010秋 「『暑い』『寒い』だけで私の一年が終わるなんて、ジョーダンではありません。」(金戒光明寺)
2010夏 「『清水の舞台』を子供と一緒に予習してくる。そんな旅じたくもあるのです。」(清水寺) 
2010初夏 「古くからあるのに古くない。毎年、新しい生命力を緑からもらうようにできていました。」(祇王寺・高桐院)
2010春 「遅咲きのサクラです。見なければ『春の義理』が果たせない、と京都の人は言うのです。」(仁和寺)
2009冬 「連れてきてあげたかった。母と娘が互いに思っている。」(祇園巽橋)
2009盛秋 「2009年の秋。今わたしたちは日本の歴史の、どのあたりを歩いているのだろう。」(光明寺)
2009初秋 「中秋の名月。風情ある言葉です。ひさびさに口にしました。」(泉涌寺)
2009年夏 「一二〇〇年もの歴史の前では、親子の年の差なんてひょいと乗り越えてしまいました。」(東福寺)
2009年初夏 「生まれたばかりの季節の匂いがしました。『人と緑のいい関係』が、ここにはありました。」(法然院)
2009年春 「見事なサクラであればあるほど、長い冬の時間、耐えてきたことを思うのでした。」(醍醐寺) 
2009年初春 「『みんなどうか元気で』と思う人で、この季節、この町はできているみたいだ」(北野天満宮)

どうです。この台詞を長塚京三さんの声で言われたら行きたくなっちゃいますよね。ちなみに2005年から夏は「父と子の京都」、冬は「母と娘の京都」をテーマにしています。
ポスター全作品はJR東海の「そうだ 京都、行こう」のサイトで見ることができます。じっくりと味わってください。 


時刻表3月ダイヤ改正号

2012-02-25 16:19:40 | 日記
JRグループ3月17日ダイヤ改正の時刻表が本日発売されました。時刻表をめくってプランを立てる鉄旅にでる機会は減りましたが、新しい時刻表をめくるのはやはりいいものです。

一年ぶりに時刻表を購入して目新しかったのがE5系はやぶさマーク。E5系充当列車はグランクラスマークで識別できましたが、グランクラス非営業のはやて号が設定されているので登場したと思われます。ただちょっと目障りな点も否めません。
ダイヤが変わると真っ先にいつもの通勤電車をチェック。時間も変わっていなくひと安心です。あとはのんびりページをめくり、妄想旅行の世界へ…。しかしながら、一年過ぎても列車時刻のない路線の時刻表を見ると心が痛みます。早くこの空白が埋まる日がくるといいですね。





そして2時間33分運転のが増えて、ほんのちょっとですが距離が縮まりました。

大阪城公園梅林

2012-02-22 20:21:00 | 日記

いわずと知れた大阪フミンの別宅、大阪城の梅林で梅見と洒落込んでみましたが、気温が低い状態が続き、今年は全体的に開花が遅く、まだつぼみの状態の木がほとんどでした。その中でも早咲きの品種は咲いていたのでちょっとは梅見できましたかね。



この日も熱心な中高年カメラマンが撮影にいそしんでいました。中には入っちゃいけないのに柵の中に入って撮影する人も。どうもどの世界にもルールを守れない自己中心的な人が多くて困りますな。


N700系試作車

2012-02-19 20:06:47 | 鉄道

17分遅れで新大阪駅に到着したあと、ゆかりんを待つためにそのままホームにとどまりました。到着ホームの向かい側には先着していた700系の回送電車が停車していたのですが、メールを送っている間にいなくなり、ふと線路の向こう側を見ると、やたらときれいなN700系が試運転の表示を出して停車していました。最新の編成かなと思いふと車両の番号を見ると787-9401と書かれていました。

そうN700系の先行試作車編成Z0編成です。この編成は量産車と車内仕様が違う(喫煙車の設定があり喫煙ルームがない・車掌室の位置が違うなど)ために営業上不都合があるということで、営業運転にはつかずにもっぱら試験運転用となっています。 
いつぞやは大阪から帰京した東京駅で700系の量産先行編成を見ています。たまにしか乗らない新幹線で試作車を見かけるというのは何か運を持っているのでしょうか。ドクターイエローには遭遇しないんですけどね。 


新幹線の車窓から 富士山2

2012-02-19 13:12:20 | 鉄道

新丹那トンネルを抜けて三島を通過する頃に再び新幹線の車窓を富士山が彩ります。

三島ー新富士間
三島駅を通過する頃は左側に愛鷹山がかかっていますが、だんだんと手前に愛鷹山が移動してきて、いったん富士山は愛鷹山の向こうに隠れてしまいます。ちょうど東名高速道路が寄り添ってくる頃でしょうか。 


三島ー新富士間
先へ進むにつれてその愛鷹山が去ってゆき、次第に富士山が見えてきて裾野まで見えるようになってきます。そして新東名高速道路の橋脚が見える頃には、宝永の大噴火でできた宝永山が出っ張って見えるややいびつな形の富士山になります。

三島ー新富士間
日本人のほとんどが写真などで目にする富士山の形です。そう、あの新幹線と富士山の写真はこのあたりで撮影されていることが多いです。今年は静岡県側から見る富士山はあまり雪をかぶっていないようで、ちょっとした話題になっています。

新富士駅通過

新富士ー静岡間
富士山と新幹線のもう一つの撮影地富士川橋梁です。ワーレントラスの橋梁なので、車窓から撮影するとなるとトラス部材がかぶってしまってうまく撮れないものですが、奇跡的に抜けてくれました。この辺は富士山が独立峰であるということを印象づけてくれる場所です。そして、富士川橋梁を通過すると新幹線の車窓での富士山のショーは終了します。