新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

会津鬼怒川の夏休み〜5

2018-08-26 20:10:15 | 旅行


やってきたのは緑の村内にあるアクアマリンいなわしろカワセミ水族館。元は猪苗代町が設置していたいなわしろ淡水魚館でしたが、2015年からいわき市にあるアクアマリンふくしまの運営母体が指定管理者になってから名称が変更されています。猪苗代湖の生態系モデルを作るのをコンセプトしにして、ゲンゴロウ類や淡水魚などを展示しています。

カワセミの名前がついていますが、これまでカワセミが飼育されていたことはなく、案内立て看板にもやや自虐的に描かれていましたが、今年の7月から念願のカワセミが飼育展示され、名前と実態が一致するようになりました。

こちらの水族館のメインとも言えるユーラシアカワウソ。2頭が飼育されていますが、昼間はお休みタイムなのか、気持ちよさそうに寝ていました。なんだか昔こんな形をしたパンダのぬいぐるみがあったなあと、思い出させる姿でした。

こちらは夏休み特別展示で展示されていた金魚。金魚とは思えない大きさに思わず撮ってしまいました。

この緑の村には以前にもご紹介した日本硫黄沼尻軌道の機関車と客車が保存されています。またその後方には磐越西線翁島駅の旧駅舎も移築保存されています。しかしながら水族館を出ると雨が降ってきて、早々に車へと戻ります。戻りしなに雨は激しくなりびしょ濡れになりながら車へ。この後磐梯町の慧日寺資料館にでも行こうかと思っていたのですが、フロントガラスを叩きつける雨は激しさを増す一方。とりあえず車を磐梯町方向に走らせますが、視界不良になるぐらいの豪雨に諦めてとりあえず裏磐梯方向へ戻ることにして、翁島駅入口で曲がって国道49号線へと出ることに。ところが国道49号線は渋滞をしており、経験上猪苗代磐梯高原インターに通じる交差点まで渋滞していると予測をして、猪苗代町内の町道を走って国道115号線へと出ます。
国道115号線から国道495号線へ出て裏磐梯へ戻ります。裏磐梯へ戻ってゆくと雨も上がってきました。しかし1時過ぎとまだチェックインには時間があります。 


そこで磐梯山3Dワールドと磐梯山噴火記念館を見学。磐梯山噴火記念館では2年ほど前に放映されたブラタモリ会津磐梯山のビデオが放映されていました。見学をし終えるとちょうど良い時間になったので、磐梯高原駅近くのホテルへと向かいます。

今回の裏磐梯でのお宿は裏磐梯レイクリゾート。旧裏磐梯猫魔ホテルで温泉付きのリゾートホテルです。すぐそばに五色沼の遊歩道への入り口があるのですが、お天気もあまり良くなく、周囲を散歩することもできません。そのうえ深夜から運転をして疲れたので、のんびりと温泉に入り、バイキングでの夕食を楽しんで早々に寝てしまいました。 


会津鬼怒川の夏休み〜4

2018-08-24 19:38:16 | 旅行


乗船したのはあづま丸。乗船すると船内はなんとも昭和レトロな感じが漂っており、座席も本当に2人座れるのかというぐらいの大きさでした。景色を眺めるために後方の展望デッキへ行きます。乗船すると程なく出航、桧原湖島巡りに出発です。

桟橋を離れていきます。桟橋のすぐ脇の森の中にあるホテルに本日は宿泊予定ですが、木が多くレイクビューとはなかなか行かなそうな感じです。

次第に磐梯山の荒々しい姿が見えてきました。この桧原湖はおよそ130年前の1888年の磐梯山噴火による山体崩壊と岩屑なだれによりできた湖で、裏磐梯の景観はその時の噴火により作られました。現在裏磐梯側から見られる馬蹄形のカルデラはその時にできたもので、このカルデラの上に標高1730mほどあったと推定される小磐梯があり、その山体が小規模な水蒸気爆発により、大崩壊を起こしたものと考えられています。1888年の磐梯山の噴火では500人余りが犠牲となり、明治以降平成に至るまで最大の火山噴火による被害となっています。この辺りはブラタモリ磐梯山編でもやっていました。


湖の中で見られる島はその時にできた流れ山と呼ばれるもので、元はと言えば磐梯山の山体を形作っていたものです。

裏磐梯からの磐梯山の姿は桧原湖の湖岸道路から見たり、裏磐梯高原から見たりしていましたが、湖の上から眺めるとまた違った魅力を感じます。35分の湖上遊覧を終えて桟橋へ戻ってくると11時近く。朝が早かったののそろそろお昼を食べようかということになり、一度猪苗代へ下って猪苗代のそばを食べようということになりました。
当初は猪苗代町役場近くの店舗を狙っていたのですが、店の前を通ると開店前から大行列ができるほどの人気だったので諦めて、以前に行ったことのあるいわはし館へと車を走らせます。勝手知ったる猪苗代の道を走っていわはし館へ。

会津では定番のソースカツ丼とおそばのセットをいただきました。お蕎麦も喉越しが良く美味しゅうございました。

こちらはいわはし館から見る磐梯山。表磐梯から見ると優美な姿を見せてくれます。いわはし館には産地直売の農産物販売所も併設されており、ゆかりんはそこで今が旬の桃を買っていました。いわはし館でお昼を食べてもまだ12時過ぎ。そこで磐越道と磐越西線、さらに県道を超えた先にある緑の村へ行ってみることにしました。


会津鬼怒川の夏休み〜3

2018-08-21 20:05:23 | 旅行


国道115号線から磐梯吾妻レークラインを走ります。前回走った時は小雨模様だったので景色もあまり見られませんでしたが、今回は晴れているので景色が期待できます。途中の中津川渓谷レストハウスに寄ってトイレ休憩。駐車場からは磐梯山の姿も見られました。

磐梯吾妻レークラインはその名の通り、裏磐梯の3つの湖である秋元湖、小野川湖、桧原湖の近くを通り、その姿を見ながら走ることができる道路です。かつては有料道路でしたが、今は無料で通行でき、福島市方面と裏磐梯を結ぶルートにもなっています。途中の三湖パラダイスと呼ばれるポイントからは裏磐梯三湖が見渡せます。こちらは秋元湖と磐梯山。

一方の小野川湖と桧原湖が見渡せるポイントでは草木が生い茂り、残念ながらあまり見えませんでした。

次第に磐梯山の山体崩壊の跡がわかる荒々しい姿が近づいてきます。三湖パラダイスからは下り坂になり、エンジンブレーキも使って下ってゆきます。緑の中を下ってゆくと裏磐梯エリアに到着。磐梯高原駅方向に進路をとって、桧原湖遊覧船乗り場に車を停めます。

桧原湖遊覧船は随時運行らしく、きっぷを買うと10分後に出航のようです。トイレがないのでゆかりんは乗る前にトイレへ。トイレを済ませてから乗船します。


会津鬼怒川の夏休み〜2

2018-08-19 09:25:46 | 旅行


JR東日本の駅で配布している会津のパンフレットの表紙を飾っていた達沢不動滝。行ってみようと思い、猪苗代市街から車を国道115号に走らせます。旧沼尻駅付近で母成スカイラインにはいり標識に従って走りますが、曲がるポイントを間違えて引き返したりして、山の中の一本道を走ります。こんなところにあるのか、と多少の不安を持ちつつ砂利道を走ると駐車場があったので車を止めて歩きます。

朝の森の中を歩くと吹き抜ける風も涼しく、今までの暑さが嘘のような別世界です。そんな森の中を歩くと目的地に到着しました。

こちらが達沢不動滝。流れる滝音が心地よく夏の暑さを忘れさせてくれます。

正面の滝は男滝といい、その脇の岩肌が女滝というそうで、流れの対比が面白いです。

滝を見るようにして不動明王が祀られており、滝の名前はそこから付いているようです。滝の周辺の環境整備は来た道にあった集落の方達がやっているようで、そここに注意喚起の立て札が集落の区長名で立てられていました。
車に戻り来た道を国道115号へと戻ります。意外にと言っては失礼かもしれませんが観光客がやって来ていました。旧日本硫黄沼尻軌道の沼尻駅舎を横目に見て国道115号線に入り磐梯吾妻レークライン経由で裏磐梯を目指します。


会津鬼怒川の夏休み〜1

2018-08-17 19:32:43 | 旅行

今年もささやかながら夏休みがやってきました。今年も涼しいところへ行こうということでいくつかの候補の中から福島県の裏磐梯へ行こう、帰りは会津西街道を下って今市から高速に乗るから途中の鬼怒川温泉にも泊まろうということで2泊4日の旅となりました。

8/12、朝9時に借りる予定のレンタカー店へ向かいレンタカーを借ります。今回の相棒はトヨタ・ルーミー。車中泊が入るのでなるべく横になれる車というゆかりんのご希望により、ルーミーとなりました。いつも借りるヴィッツと違いアイポイントとエンジンの力に少々戸惑いながらも運転。とりあえずいつものようにディズニーリゾートを周回して車のフィーリングに慣らしてから東京駅へと向かいます。清砂大橋と永代通りを走って1時間程度で到着。東京都八重洲駐車場に車を停めて東京駅へ。ゆかりんを乗せた新幹線の到着までしばらくあったので有楽町へ行って時間をつぶします。

東京駅へ戻り帰省ラッシュで混雑する新幹線ホームの待合室で待っていると、ゆかりんを乗せた700系新幹線が新大阪から到着。ゆかりんと合流して車を停めてある駐車場までゆき、中央大橋を通り豊洲を経由して湾岸道路へ出て一旦帰宅します。
家でのんびりとしたり昼寝をしたりして過ごし、夕ご飯は近所の築地仲卸直営の回転寿司店で食べて、21時過ぎに車に荷物を積み込んで出発します。ゆきは常磐道を経由するつもりですが、6月に開通した外環道千葉区間を通らずに茨城県牛久市のつくば牛久インターまで県道と国道6号線を走り、少しでも高速代を節約しようという走りをします。
国道も県道も順調に流れていたので、23時半過ぎにはつくば牛久インターに到達し、高速へ。常磐道に入ってすぐの谷田部東PAでトイレ休憩。そこから1時間ほど走って友部SAで仮眠をとります。後部座席を倒してフラットにしてから仮眠をとりました。4時ごろに起きてトイレに行ってから出発。明け方の常磐道をひた走ります。いわきJCTで磐越道に入り、差塩PAで時間調整も兼ねて休憩。次の阿武隈高原SAで朝食をとります。


6時半過ぎとはいえお腹も減ったので、朝からソースカツ丼を。なかなかのボリュームで美味しくいただきました。
朝食を食べて朝の支度をしてから阿武隈高原SAを出発。磐越道を走り8時前に猪苗代磐梯高原インターをおります。ちょっと雲がかかっていましたが、磐梯山が迎えてくれました。ここで一度給油をしようと思っていましたが、いつものGSを考えているうちに通過してしまったので、国道115号線を一旦北上してから川桁方面へ向かう県道へ。この辺りはしょっちゅう通っていて慣れた道なので問題なく走ります。猪苗代町のいつものGSに戻って給油をしてから再度国道115号線を北上します。