新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

夏の青森ふたり旅〜11

2017-08-29 19:39:32 | 旅行


道の駅いなかだてから城のような建物の田舎館村役場へと移動。役場の駐車場に車を入れると、展望台までの待ち時間がなんと40分。ディズニーシーだとその待ち時間は御免蒙る時間ですが、せっかくきたので並ぶことに。調べるとすぐそばに田舎館郵便局があるようなので、ゆかりんに並んでもらってちょっと行ってきます。
郵便局へ行くと、郵便局員と地元のおじちゃんの会話が訳わかめ…なのは津軽弁同士だからでしょう。さすがは難解方言の津軽弁です。所用を済ませて戻ります。

田舎館村役場と先ほどの道の駅いなかだての間は無料送迎バスが走っているようです。なかなかのデザインだったので撮りました。40分待ってようやく展望台に上がるエレベーターに乗りました。



こちらのテーマはヤマタノオロチとスサノオノミコト。こちらもなかなかの迫力とクォリティです。文字に書かれた青天の霹靂と、あさゆきとはいずれも稲の品種で特に青天の霹靂は青森県が今売り出し中の青森ブランド米です。
田んぼアートを楽しんでからお昼ごはんを食べようと道の駅いなかだてへ戻り、レストランへ。しかし人手不足なのかこちらも50分待ち。移動するのも面倒だし時間もあるのでのんびりと待たせていただきました。
お昼ごはんを食べて気がつけば14時過ぎ。いい加減青森市内へ戻らないと、レンタカーを返す時間が迫っています。が、弘前行きの電車が通過するので撮り鉄。


iPhoneでも結構撮れるものです。
撮り鉄を終えて車へ戻り、青森市内へ向かいます。さすがに国道を走る気にはならず、黒石インターから東北道と青森道を使い青森中央インターまで高速を走ります。


夏の青森ふたり旅〜10

2017-08-28 20:14:24 | 旅行

お宿を9時過ぎに出発。とりあえず車は置いておいて、十和田湖郵便局へ。郵便局へ往復してから車に戻り、十和田湖を後にします。国道454号と国道102号を走り黒石方面へ。相変わらずお天気はよろしくないですが、山道を走っているうちに次第に晴れ間が見えてきました。道の駅虹の湖に寄った時には暑いくらいになっていました。当地でも水不足なのか虹の湖と呼ばれている浅瀬石川ダムの水量はカラカラに近い感じでした。ん、でも2日前に大雨が降っていたような…。
国道102号線を走ってゆき、東北自動車道黒石インターを過ぎると目的地の道の駅いなかだてに到着。道の駅の駐車場は混雑しているようなので、臨時駐車場に指定されているJRA場外馬券売場ウインズ津軽の駐車場に車を止めます。月曜日なので中央競馬開催日ではないので駐車場が閑散としていて、臨時駐車場にはもってこいです。

そして見にきたのが田舎館村の田んぼアート。ひと月前に近くを通りましたが、実際に見るのは初めてです。田んぼアートとは、田んぼをキャンバスに見立てて、色の違う稲を植えることで絵や文字を作るものです。ここ田舎館村が発祥で、村役場のほか、ここ道の駅いなかだて近くでも行われています。塔に登って鑑賞するのですが、対象物が大きいので、普通に撮ることは無理な話。そこでiPhoneのパノラマ撮影を使って撮ってみました。

こちらのテーマは桃太郎の鬼退治。なかなかのクォリティの高さで、さすがは発祥の地だと納得してしまいました。

電車の音がしたので、田んぼアートとともに撮ってみました。この時ばかりはデジカメを持って来れば良かったと思いました。

こちらでは田んぼアートのほか、石のアートもあります。色の違う石を並べて絵を作っています。ダイアナ元妃と石原裕次郎氏が描かれていました。
混雑しているので、田んぼアートを鑑賞というよりは写真を撮って終わりといった感じ。早々に塔を降りて田舎館村役場へと向かいます。


夏の青森ふたり旅〜9

2017-08-24 20:44:30 | 旅行

8/14の朝は5時過ぎに目が覚めてしまいました。雨も降っていないようなので早朝の十和田湖畔散歩に出かけることにしました。ゆかりんはもう一眠りのようです。

お宿の前を走る国道に出ると県境を越えて秋田県に。立派な県境表示です。

振り返り青森県をみると、地味な新旧の県境表示。十和田市だけやけに新しいですが、2005年に平成の大合併で十和田湖町と合併しているのでその時に設置されたものでしょう。秋田県側を走る国道を歩いて十和田湖畔へ。

沿道のホテルのちょっとした空間には8月半ばというのにすでに秋桜が咲いていました。

こちらは県境になっている神田川。十和田湖に注ぎ込む川で河口には両国橋がかかっており、その橋の付近にはこのような表示がされています。ここから湖畔を歩きますが、6時過ぎという時間から湖畔のカフェがオープンしていました。さすがにお客さんは誰もいなかったですが、朝の十和田湖を見ながら飲むコーヒーも良さそうです。

十和田湖畔にある乙女の像。高村光太郎の作によるブロンズ像で、十和田湖観光スポットになっています。早朝にもかかわらず訪れるひとがいました。

十和田湖畔から少し離れ森の中を歩くと十和田神社が現れます。日本武尊を祭神としている十和田神社は江戸時代には恐山とならぶ霊場だったそうです。現在でも東北のパワースポットとして注目を集めているようです。そんなこととは知らずお参りをしてからお宿に戻りました。
お宿へ戻り散策でかいた汗を温泉で流し、さっぱりしてから朝ごはん。なんと贅沢な時間でしょう。朝ごはんを食べてからのんびりと支度をして9時過ぎに出発します。


夏の青森ふたり旅〜8

2017-08-23 19:53:04 | 旅行

お宿で少々休憩してから十和田湖遊覧船に乗りに行きます。16時発の遊覧船に乗ります。

十和田湖遊覧船は十和田観光電鉄が運航しています。かつては三沢と十和田市のあいだで鉄道を運行していましたが、現在はバスの運行が中心となっています。十和田湖遊覧船は子ノ口と休屋の間を結ぶ航路の他に、休屋発着の遊覧航路を運航しています。今回は遊覧航路に乗ります。

16時に休屋港を出航。十和田湖遊覧の船旅に出発です。
十和田湖は火山の噴火によって形成されたカルデラ湖で、外縁部を形成するカルデラと、内側の半島に囲まれたカルデラで形成された二重カルデラとなっています。遊覧船は第二カルデラの中湖までを遊覧します。




船は休屋地区につながる中山半島を周り、中湖を一周して行きます。カルデラ湖らしい火山の噴火の跡を示すような岩肌が露出しています。
こんな景色をタモリさんが見たらまた違った面で面白いだろうな…なんて思っていたら、9月のブラタモリの放送に十和田湖・奥入瀬が入っていました。実際に見た場所なので非常に楽しみです。

中山半島の対岸にあり、溶岩ドームを形成している御倉山付近で転向し休屋へ戻りますが、子ノ口からの船がちょうどやってきてすれ違うような感じになりました。

約50分の船旅ですが、いかんせんお天気が良くなかったので景色はいまいちでしたが、雲間から一瞬姿を現した青空はきれいでした。船から岩肌を眺めながら、十和田湖遊覧を楽しんでからお宿へと戻ります。

夕食は毛ガニと十和田牛の豪華版。普段口にできないような食事に胃もびっくりしているのではないかと思いますが、美味しそうな食事に珍しくビールを飲んでしまいました。ボリュームもかなりありお腹もいっぱいになりました。カニ好きのゆかりんも蟹を余すことなく食べて満足だったようです。
美味しい食事をたっぷりといただき、温泉につかってのんびりとして、幸せなひと時を過ごしました。


夏の青森ふたり旅〜7

2017-08-22 19:56:01 | 旅行

お宿のある休屋地区は十和田湖観光の中心地とも言える場所で、十和田湖遊覧船の乗り場や、土産物屋、旅館なども集中しています。ちょっと早めに着いたので、公共駐車場に車を止めて周囲を散策します。東日本大震災以降、観光客の減少に悩まされており、廃業した旅館や土産物屋が目に付きます。

その休屋の中心にあるのがJRバス東北十和田湖駅。こちらも自動車駅で、終点なので折り返しを待つバスや乗務員宿泊所もあります。かつては鉄道線連絡のきっぷや、青森駅接続の青函連絡船との連絡きっぷも発売していましたが、いまは自動車線のみのきっぷを自動券売機で販売するのみとなっています。お宿でお茶とともにちょっとつまむお菓子を売店で買ったりしていると、ちょうど青森からのバスが到着しました。

やって来たのははやぶさカラーの日野セレガ。こちらはピンク色の帯のE5系仕様車です。

バス待機場にはパープルの帯のH5系仕様車のいすゞガーラも止まっていました。その写真を撮っていると、先ほど到着したはやぶさカラーのセレガが待機場へ移動して来ました。

そして、目の前ではやぶさカラーのバスが並びました。通常の駐車位置なのか、それとも運転手さんが意識したのかはわかりませんが、はやぶさカラーのバスが並んだのでちょっとテンションが上がりました。ちなみにこのはやぶさカラーのバスは登録ナンバーが、はやぶさの語呂合わせの8823に統一されています。また、ミニカーのトミカのラインナップにも入っており、売店では山積みになって売られていました、
バスの写真を撮ってからお宿へとはいります。今夜のお宿はホテル十和田湖荘。和室の部屋に入り少し休憩をしてから夕ご飯までの間に十和田湖遊覧船に乗って十和田湖遊覧をします。