さだまさしさんの2年ぶりのオリジナルアルバムが発売になりました。ソロ通算43作目のアルバムは時勢を色濃く反映したものになっています。
ちなみにタイトルは「こい」と読み、万葉集の中で「恋」を万葉仮名に当てたもので、柿本人麻呂や山部赤人などが使ったひとりぼっちの淋しさを表す「孤」と、心が張り裂けるという意味の悲を使った「孤悲」だそうで、この2文字で「片恋の切なさ、苦しさ」を表しているそうです。
1.孤悲
作詞・作曲 さだまさし 編曲 渡辺俊幸
2.抱擁
3.詩人
4.キーウから遠く離れて
5.緊急事態宣言の夜に
6.風を贈ろう
9.鷽替え
10.歌を歌おう
ところで、久しぶりのニューアルバム。CDを買うことを久しくしていないうちに、近隣でCDを販売しているお店がなくなっていました。一番近かったのは舞浜イクスピアリでしたが、5月で閉店してしまっていました。仕方がないので休みの日に銀座・山野楽器まで行きましたが、山野楽器本店も1・2階がau by KDDIのショールームのようになっており、3階より上になっていました。山野楽器本店といえば銀座通りに面した1階がCD/DVDの売り場で、一押しのCDを店頭で紹介していた印象があったので、あまりの変わりようにちょっとびっくりしました。
いまやネット配信が主体になっていて、CDの売り上げが減っているのはわかってはいましたが、実店舗の減少になるまでになっているとは思いませんでした。もっとも私も最近はCDをあまり買うこともなく、もっぱらレンタルCDを借りてきてはMacに取り込んで、iPhoneまたはNET WALKMANに移して聞いているので、CD世代でもそういった人が増えているのでしょうね。