吉田のうどんは富士吉田市付近で食べられているうどんで、麺が太く腰が非常に強いのが特徴です。また茹でたキャベツや油揚げが必ずはいります。
今回はかき揚げうどんにしてみました。かき揚げが小さくてちょっとびっくりしましたが、美味しくいただきました。
富士山駅で下車してお昼ご飯を食べてから河口湖行きに乗り、河口湖駅へ。駅から出てバス乗り場に出るとこんなバスが止まっていました。
JRバス関東が国鉄高速バス開業50周年を記念して、高速バスに施した復刻塗装です。1964年の東名高速バス開業の頃の塗装だそうですが、大阪・交通科学博物館に保存されている国鉄高速バスに比べると、青が明るいので何となく違うような感じがします。
しかしながら車体につけられたつばめのエンブレムと国鉄の文字や、
ある特定の年齢以上には非常懐かしいJNRマークも側面にしっかりとつけられています。このバスは東京駅から河口湖のほか、佐野新都市、会津若松、鹿島神宮駅を結ぶ高速バスで運行されています。
そして河口湖駅前ではこんなバスも。富士五湖定期観光バスに使われているカババスです。屋根が開閉式になっているオープンバスで、デザインは水戸岡鋭治氏です。この時期は寒そうですね。
駅周辺で富士山と電車を撮ったり留置線に留置されている電車を撮ったりして河口湖で過ごし、13時55分発のフジサン特急に乗り大月へ。大月で折り返し富士登山電車に乗れそうな時間でしたが、早朝から動き回っている疲れで早く帰りたくなり、大月から中央線快速電車に乗り、帰りました。
カーブを切るたびに現れる撮り鉄に笑ってしまった私ですが、そんな私が狙う場所もカーブの区間。下吉田駅から月江寺駅方向に5分程歩いた踏切です。富士山と絡めることができるこのカーブ。我ながら同類と思いますが、カーブの内側ではなく外側から狙うことにします。
まずはヘッドマークのついていない6000系電車。いきなりの大迫力ですが、カメラの連写モードを使って撮影しています。
つづいて新宿からやってきたホリデー快速富士山1号。ヘッドマークの富士山と見事なコラボです。
JRから直通してくる115系スカ色も外せません。
そしてお目当てのパノラマエクスプレスアルプス塗装のフジサン特急。河口湖まで行って帰ってきた電車を撮影しています。河口湖から戻ってくる電車が来る頃に急に日差しが差し込んで、若干露出がおかしなことになっています。
そしてトーマスランド号と快速富士登山電車も撮影しておきます。結局このポイントになんだかんだで2時間近くいました。電車を待っている間には持参した文庫本を読んでいたので、待ち時間はそう長くは感じませんでしたが、ずーっと不安定な場所に立っていたせいか、撮影を終えて駅まで歩くと足がかなり痛かったです。
12時35分発の河口湖行きに乗り、富士山駅へ行き、富士山駅ビル内でお昼ご飯を食べます。
1月25日に富士急行線に撮り鉄に行ってきました。
目的は2月9日で引退するフジサン特急用の2002編成が、旧パノラマエクスプレスアルプス塗装になって花道を飾っているようなのでそれを狙いにいきました。
新宿7時30分発の特急あずさ3号に乗り大月で下車。3分の接続で富士急行線に乗り換えできたのですが、フジサン特急フリーきっぷを買うのと、用を足したかったので1本遅らせることに。9時4分発の河口湖行きに乗ります。
河口湖行きは元京葉線の205系電車。当地にやってきた際に水戸岡鋭治氏によるリニューアルを受けており、元通勤の足だったとは思えない程変わっていました。
床は木張りの床になっており、つり革の釣り手も木を使用。さらにJR時代はステンレス地肌がむき出しだったドアも青く塗られています。JR九州の電車に見られるようなレタリングも車内外にふんだんに使われています。また広告枠にもイメージ画が掲載されています。
そして貫通路にはのれんが下がっていて、貫通路を通るたびに「ちょいと邪魔するぜっ」ってな感じでのれんをかき分けて車両を移動する、変な感じを感じる電車になっています。もちろん標高が高く、気温も東京と比べると低めの当地を走る電車ですから、ヒーターの増設やドア開閉ボタンの設置なども行われていますが、それ以外は京葉線で走っていた頃と変わっていません。
大月を出ると勾配を登る一方で、富士山に近づいてゆきます。三つ峠を出ると富士山はだいぶ近くなって、裾野もきれいに見えるようになります。この付近になると、カーブを曲がると撮り鉄の三脚の列が並んでいる、まさに「カーブあるところに撮り鉄あり」の状態になってきます。この風景を車窓から眺めていて不覚にも笑ってしまいました。
ブルートレインの車両が出迎えてくれる下吉田駅で下車します。