新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

南東北の休日〜5

2019-05-31 20:26:25 | 旅行

9時前に宿を出発して、猪苗代町内を走り、県道7号線と64号線を走り会津若松市街へ向かい、会津若松市役所へ行きます。

1937年に建築された会津若松市役所からナビを使い会津坂下町役場へ。さらに湯川村役場へも行きます。

湯川村役場前では八重桜が咲いていました。と、ここで役場になんでこんなに寄り道をしているのかと疑問に思われるかと思われますが、それは後ほど。
湯川村役場から国道121号線にでて塩川駅近くのGSで給油します。給油のあと国道121号線を走り、喜多方市から山形県米沢市へ抜ける大峠道路へと入ります。そろそろお昼時なので、お昼を食べる場所を探しながら走ります。ちょうど日中ダムの堰堤へ出れる場所があったので、そちらへ寄り道。

日中ダムは会津地方の北部の農業用水の確保のために建設されたダムで、現在でも会津地方北部の田畑を潤しています。ダム湖を見ながらお昼ご飯を食べ、再び国道121号線大峠道路を走り山形県米沢市へ。米沢市で国道121号舘山バイパスへ入り、米沢北インターから東北中央自動車道へ入ります。東北中央自動車道は4月に南陽高畠インターから山形上山インターまで新規開通しています。そこで新しく開通した区間を走り山形県を北上。南陽PAでトイレ休憩をして東根北インターまで走り、JRさくらんぼ東根駅へ。さくらんぼ東根駅の駐車場は満車だったので近くにあったコンビニに車を止めさせていただき駅へ。

さくらんぼ東根駅は山形新幹線新庄延伸の際に開業した駅で、果物の名前の入った駅です。駅前にはさくらんぼの木が植えられており、ちょうど花を咲かせていました。さくらんぼ東根駅の指定券券売機で明日使うきっぷを購入します。

駅前にはさくらんぼが植えられているさくらんぼ公園があり、花が満開を迎えていました。植えられているのは東根市で誕生したさくらんぼと言えばこの品種である佐藤錦と、親に当たるナポレオンと黄玉の3種類が植えられています。駅前にもその3品種が植えられています。

東根市のマンホールにもさくらんぼがあしらわれています。
コンビニに戻り、おやつと飲み物を買って帰路につきます。山形空港の敷地を回り道するような形で河北町へ出て、寒河江インターから山形道へ。その先東北道はGW渋滞が待ち受けているようなので、山形JCTで東北中央道に入って、福島を目指します。米沢までは順調でしたが、米沢市街を過ぎた米沢八幡原インター付近から渋滞。東北道につながっているとは言え渋滞が始まるのが早すぎると思いながらも、渋滞にはまります。これなら栗子峠を超える万世大路を通ればよかったと思いますが時すでに遅しです。渋滞にはまったまま福島県に入り福島大笹生インターで高速を降りて県道5号線フルーツラインで福島市街地を大きく迂回して国道115号線へ。土湯峠を超えて猪苗代へと帰ることにします。標高1000m近くまで登る峠越えですが、この国道115号線土湯バイパスを経由するのが、福島市と会津地方を結ぶ最短経路となります。 
土湯峠を超えて猪苗代に戻ると18時前。なんとか明るいうちには戻れましたが、宿には戻らずスーパーに寄り道をして食材を買ってから戻りました。


南東北の休日〜4

2019-05-29 19:42:00 | 旅行


5/3早朝夜明けごろに起きだして、5時ごろに外へ散歩に出かけます。ホテルからほど近い場所を流れる観音寺川は東北の桜街道11番札所にも選ばれており、毎年ゴールデンウィークごろに見頃を迎えます。昨年はちょっと早かったためゴールデンウイークには盛りが過ぎていましたが、今年はちょうど満開を迎えていました。昼間は混雑するので、早朝の誰もいないときを狙って花見に出かけます。

観音寺川の桜は猪苗代町川桁地区のおよそ1kmに渡って桜並木が続いています。観音寺川は護岸工事などがほとんどされていない自然の川の流れなので、川の流れを見ながら花見ができます。

桜を見ながら観音寺川を川桁駅まで歩きます。早朝なので誰もいなく、思う存分桜を楽しむことができます。

桜並木の切れ間からは磐梯山の姿が。磐梯山の山頂付近にはまだ雪が残っており、雪と桜が同時に楽しめます。

こちらは日本硫黄沼尻軌道の廃線跡に架かる橋からの眺め。古い石橋と桜並木がいい感じです。

川桁駅前の駐車場には八重桜も咲いています。浦安ではソメイヨシノの後に八重桜が咲くので、ソメイヨシノと八重桜が同時楽しめるのはなかなかないことです。川桁駅まで歩いてから、線路沿いに歩いてホテルへと戻ります。

ホテルへの道にはしだれ桜の並木が続いています。桜を楽しみながら小一時間散歩を楽しみ、散歩でかいた汗を温泉で流す至福のひと時を過ごしました。温泉でさっぱりしてから朝食を食べて、お昼ご飯のおにぎりを準備します。


南東北の休日〜3

2019-05-26 08:29:43 | 旅行

新津駅から少し車を走らせてやってきたのは新潟市新津鉄道資料館。以前にもきたことありますが、それ以来保存車両が増えたのでやってきた次第。

以前から保存されているのは200系新幹線電車とC57型蒸気機関車。

485系特急型電車。それにDD14型除雪ディーゼル機関車の4両が保存されていました。

そして、新たに保存車両に加わったのがE4系新幹線電車の新潟寄り先頭車E444-1と、

115系近郊型電車のクハ115形です。2017年に搬入されて公開されており、車内の見学も時折行なっているようです。115系は更新車ですが、セミクロスシートの配置は残っており、国鉄近郊型電車の雰囲気を楽しめます。
先ほどまで現役で走っている姿を見たり、乗ったりしてきた電車が保存車両になっているのはなんか変な感じです。
新しく加わった車両を見学してから会津を目指し、新津インターから磐越道を走ります。途中で眠気を覚えたので津川PAでちょっと休憩。県境を越えて会津盆地へ下って行くと磐梯山の姿が見えてきます。会津盆地を抜け、磐梯山SAを通過すると猪苗代盆地に入り、見慣れた磐梯山の姿が。猪苗代磐梯高原インターで高速を出て、定宿となっているホテルリステル猪苗代へ。
チェックインして、お部屋で少々休憩してから夕ご飯を仕入れに出かけます。

猪苗代は1ヶ月遅れで桜が満開を迎えています。スーパーで買い物をしてからちょっと回り道をして、日本硫黄沼尻軌道廃線跡の県道を走り会津下館駅跡の村の停車場の桜をしばし鑑賞。

夕日に照らされた磐梯山と、

満開の桜の花を見ながらブラブラ。平成最後の桜は近所で見るだけでしたが、令和最初の桜を福島で見ることができました。
桜を見てからホテルへ戻り、夕ご飯を食べて、温泉で疲れを癒しました。

南東北の休日〜2

2019-05-25 20:02:40 | 旅行


燕三条から長岡まで一駅だけ新幹線に乗ります。1028発東京行きMaxとき316号の9号車自由席に乗ります。GW中盤ですがすでに自由席は満席に近く辛うじて残っていた、2階のデッキすぐそばの席に座ります。この列車は2階建て8両編成ですが、9〜16号車でのご案内になっていました。この先高崎で高崎始発のMaxたにがわ316号1〜8号車を連結する関係でそうなっているようで、駅の案内放送ではそのことを繰り返し放送していました。乗ってしまえば新幹線は速く、あっという間に長岡。1038に到着します。わずか10分の乗車ですが隣接駅特例で特定自由席特急券区間なので860円の投資で済みます。
長岡からは1140発特急しらゆき3号に乗車予定なので、しばらく時間があります。駅前のショッピングモールをぶらぶらと散策して、早めのお昼ご飯を調達して駅へ戻り、ホームで待つことにします。


ホームのベンチに座り列車を待っていると、制服姿の駅員さんが続々とホームに現れました。あまりにも多いので待機中の乗務員さんも含まれているのかもしれません。一体何事かと思っていると…。

特急しらゆき号に先行して走っている、十日町行き臨時快速「越乃Shu*Kura」号が上越妙高から到着しました。越乃Shu*Kura号運転が5年を迎えたことによるお出迎えのようです。

ホーム中程では、観光列車お出迎えでは定番となっている横断幕も。乗客も降りて来て写真を撮ったり、駅員さんから旗をもらったりしていました。

「越乃Shu*Kura」はキハ48を改造した観光列車で北陸新幹線接続駅の上越妙高駅から運転され、上越妙高ー十日町間の「越乃Shu*Kura」、上越妙高ー越後湯沢間の「ゆざわShu*Kura」、上越妙高ー新潟間の「柳都Shu*Kura」の3種が日を変えて運転されています。日本海沿岸や米どころ新潟の風景を眺めながら、新潟が誇る日本酒を楽しめる左党にはたまらない列車です。十日町行きは十日町駅から長野ー十日町間に運転される観光列車「おいこっと」にも乗り継ぐことができ、観光列車で1日楽しめるようになっています。


ふと気がつけば駅長さんも登場していました。長岡駅と長岡運輸区総出でお出迎えのようです。

1138に十日町へ向けて列車は発車。発車の時も駅員さんによるお見送りがありました。

入れ替わるようにして到着したのは乗車する特急しらゆき号。元常磐線特急で活躍していたE653系4両編成。空いてはいますが、指定席を取ってあるので指定席に座ります。1140に長岡を発車。早速買ってきたお昼ご飯を食べてしまいます。長岡から新潟までは新幹線が圧倒的に速いので、在来線特急に乗ってくる人はほとんどいなく、指定席もガラガラです。お昼ご飯を食べてのんびりと車窓を眺めているとあっという間に時間が過ぎてゆきます。1217分着の新津で下車。駅前の駐車場に停めてある車に戻り、再び車の旅になります。


2019年鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞

2019-05-25 19:39:04 | 鉄道

2019年の鉄道友の会選定ブルーリボン賞、ローレル賞受賞車両が決定しました。

ブルーリボン賞
小田急電鉄70000形電車GSE 

ローレル賞
相模鉄道20000系電車
叡山電鉄デオ730形電車「ひえい」

ブルーリボン賞は小田急のロマンスカーGSEが受賞。まずます、順当な受賞です。これで小田急ロマンスカーは3000形SEから3100形NSE、7000形LSE、10000形HiSE、20000形RSE、50000形VSE、60000形MSEに続き8回目の受賞となりました。
ローレル賞の相鉄20000系電車は、2019年秋に直通運転を開始する東急新横浜線、JR新横浜線乗り入れ用に製造された車両で、東急線乗り入れに対応するために普通幅の車体となっています。JR乗り入れ用の12000系は広幅車体で登場しています。
もう一つの叡電デオ730形「ひえい」は車体更新車ですが、円を多用したデザインの今までにない車両デザインがインパクトを呼び、鞍馬線に走る「きらら」と対をなし、八瀬比叡山口方面へ運転されています。