新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

2019年末のご挨拶

2019-12-31 20:22:00 | 日記


本年も当ブログをご覧いただきありがとうございました。


今年も記事のアップ数は減少しており、楽しみにされておられる皆様には申し訳ありません。
2020年の12月にはgooブログに移行してきてから10年を迎えます。ペースは落ちますが、なるべく頑張って記事を書いて行きますので、来年も変わらぬご愛顧のほどをよろしくお願いいたします。


踊り子で下田へ〜7

2019-12-31 20:11:17 | 鉄道
熱海からの帰りは1726発、池袋行き特急スーパービュー踊り子10号です。スーパービュー踊り子は小田原を通過するので、伊豆クレイルは熱海までとなった次第です。

到着してきたところを流し撮り。RE-1編成と251系のトップナンバー編成でした。

帰りのスーパービュー踊り子号も生意気にグリーン車です。

2階建車両の2階にあるグリーン席は、JR東日本の在来線特急唯一の2-1列のグリーン席。スーパービュー踊り子で終わりかと思いましたが、後継のサフィール踊り子のグリーン席も2-1列配置のようです。そしてグリーン席ではいまやこの列車だけのドリンクサービスがありました。ウーロン茶をいただき夕食を食べます。


小田原駅の駅弁業者東華軒のデラックスこゆるぎ弁当です。中身は味付けご飯にそぼろ、鮭の切り身、海老の天ぷら、鶏肉などの入ったお弁当です。あまり空腹感はなかったのですが、このあと食べるチャンスがないのでいただきました。
列車はすっかり暗くなった中を東京へ向けて走ります。さすがに疲れたのか、グリーン席の深い座席に身をゆだねて寝てしまいました。気がつけば列車は大船を通過したところ。次の戸塚駅手前で東海道線から横須賀線の線路に入り、横須賀線の線路を走ります。横浜と武蔵小杉に停車し、西大井を通過すると大崎駅への連絡線を通って山手貨物線に合流。近年、湘南新宿ラインや相鉄線直通線でますます重要度が増しているルートを通り新宿へ。新宿で乗客を降ろして終点池袋には1905に到着しました。グリーン車の乗り心地を堪能しているとあっという間でした。

到着してからホームで列車を撮影します。すぐに回送になってしまうのであまりのんびりはしていられません。2020年3月で引退の決まっている251系電車。この日も撮り鉄が何人か撮影をしていました。
先頭車に取り付けられているスーパービュー踊り子のロゴを撮影してからホームを下ります。池袋からは地下鉄有楽町線に乗って帰りました。
 

踊り子で下田へ〜6

2019-12-30 20:30:00 | 鉄道
列車は定刻に伊豆急下田駅を発車して、伊豆急行線を北上。トンネルばかりなので、とりあえずは山側でも海側でも関係ないといったところでしょうか。

早春には河津桜が花をつけて賑わう河津もこの時期は静かな感じです。

伊豆稲取ー片瀬白田駅間は伊豆急行線で一番海沿いを走る区間。列車は途中で停車して景色を見せてくれます。晴れていれば伊豆大島を筆頭に伊豆七島が見渡せるのですが、お天気もあまり良くなかったのでかすかに伊豆大島の姿が見える程度でした。


空いていた海側のボックスに移動して海岸の景色を撮影。

次第に暗くなってゆく車窓を眺めながら過ごします。伊豆高原駅に差し掛かる頃には大室山の姿も見えました。

山側でも景色を楽しむことができ、伊東に到着。ここで列車は10分以上停車し、先頭部では記念撮影サービスが行われていました。車両を撮ったりスイーツを売店に買いに行ったりして戻ると、なんと車内は満席となっており、隣にも人が座りました。どうやらゴルフ帰りの人が少しでも早く帰れるので指定券を買ってまで乗ってきたようです。次の熱海までなのでしばし我慢です。

最終コースは混雑とともに過ぎてゆきましたが、1654に熱海到着。次に乗るときにはびゅう旅行商品枠の1号車・3号車に乗りたいと思いました。

ホームの待合室のガラスに貼られた伊豆クレイルのロゴマークとともに列車を撮影。

熱海駅のLED式発車案内表示器は列車の形を出したりしてなかなかこだわりのある表示をしていますが、伊豆クレイル号はロゴを再現していました。小田原へ向けて発車してゆく列車を見送ってから夕ご飯を買いに改札を出ます。
 

踊り子で下田へ〜5

2019-12-30 19:42:25 | 鉄道
伊豆急下田駅に戻ってくると、駅前には黒船の模型が。帰りの列車まで時間があるので駅の裏手にあるドラッグストアへ寄り道します。

ちょうど駅構内の留置線の脇にあるので、留置されている251系と185系を。185系は7両編成のOM04編成。伊豆急下田で一晩を過ごして翌日の臨時踊り子号で戻るようです。251系も翌日のスーパービュー踊り子で東京へ戻るようです。引退間近となっている251系は塗装がツギハギだらけでかわいそうな感じになっていました。

リゾート21金目鯛号を見送ってからドラッグストアで買い物をして駅へ戻ります。

帰りの列車は伊豆急下田1520発の臨時快速伊豆クレイル2号小田原行き。熱海までの乗車になります。改札時刻まで車内で飲むものなどを買ったり、待合室で待ったりしてから乗車。


伊豆クレイル号はJR東日本の「乗って楽しい列車」のひとつで、小田原ー伊豆急下田間を土曜休日を中心に一往復しており、景色の良い場所(根府川付近、片瀬白田ー伊豆稲取間)では停車して景色を楽しめるようになっています。車両はかつてスーパーひたちで活躍していた651系の付属4両編成を改造しています。

1号車と3号車はびゅう旅行商品専用の車両で、伊豆急下田発の2号はスイーツを楽しみながら旅ができます。ちなみに1号はランチ付きとなっています。そして乗車した4号車は一般販売の座席車で、元車の651系普通車の座席を改装した席となっており、一部座席は4人ボックスシートに固定されています。

この4号車もグリーン車扱いですが、列車種別が快速列車なので、普通列車グリーン料金での発売になっています。海側の座席であれば伊豆海岸の景色を堪能できますが、残念ながら山側しか指定が取れませんでした。1520に伊豆急下田駅の駅員さんに見送られて発車します。
 

踊り子で下田へ〜4

2019-12-25 20:49:00 | 鉄道
寝姿山を下りてから下田の街をぶらーり。駅の観光案内所でもらった地図を片手にブラブラと歩きます。

なまこ壁の美しい建物です。なまこ壁の家と地図にありました。ブラタモリでもタモリさんが訪れています。かつては廻船問屋だったそうで、奥行きも大きく、立派な商家です。

そのブラタモリで、タモリさんが興味を示した住宅。壁面に当地で産出する伊豆石が使われていて、その模様がなんとも言えない味を出しています。こちらも商店の作りのようだったので、かつては商売をしていたのでしょう。

少し先へ歩くと、道がクランク状になった交差点に出ます。ここもブラタモリで紹介されていたポイントで、この道を境に江戸時代に街が拡張されたようです。番組で見たときとなんか違うなと思ったら、交差点の右角にあった建物がなくなって駐車場になっていました。

下田郵便局の前の道にはご当地マンホールのカラーバージョンが。やはり黒船がデザインされています。

ペリーさんも歩いたというペリーロード。川沿いに柳が植えられなんとも風情のある道です。前回下田市を訪れた際にも歩いており、その時にも印象が良かったので再度歩いてみました。

こちらにもなまこ壁の商家が建っています。こちらの通りではリノベーションされておしゃれなカフェなどになっていて活気があります。

ペリーロードを歩いてゆくと、日米和親条約の付属条約、下田条約の締結地となった了仙寺に出ます。この了仙寺は下田条約締結の地として史跡に指定されています。ペリーの来た頃と本堂は変わっておらず、当時の様子を偲ぶことができます。境内には宝物館をリニューアルしたMoBS黒船ミュージアムがあり、了仙寺所蔵の資料が展示されており、黒船と日本人とのかかわり、黒船の本当の姿が垣間見られるようになっています。教科書で習う黒船像とはちょっとちがう黒船と、それに応対した日本人を見ることができます。
了仙寺を後にして伊豆急下田駅へと戻りました。