岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会2016年1月

2016年01月26日 12時24分53秒 | 霧が丘短歌会
霧が丘短歌会 2016年1月講座 於)第一住宅集会所



 霧が丘短歌会。初心者が集まって始まった歌会だが早いもので新入会員も入会して2年がたった。この頃メキメキ実力をつけている。「星座」「星座α」に入会して継続して作品を投稿するようになった会員もいてそのせいもあるが、何より熱心に講座を受講しているせいもあろう。

 短歌一般に言えることだが、課題はまだある。


「言い放しになって表現が散漫になっている」「短歌に敬語はそぐわない」「焦点が絞れていない」「初句で印象が固定化されている」「比喩を安易に使うと一首の表現が弱くなる」「表現が的確でないと読者に伝わらない」「気象用語は使い方によっては説明的になる」「作者として工夫したところが失敗する場合もある」「工夫は必要だが言葉を捏ねてはいけない」「日常語をそのまま使っても詩にはならない」「語感を磨く必要がある」


 課題山積だが、作者の独自性が出てきたのは何よりの収穫だ。最後に短歌上達4原則を確認した。

 1短歌を多く詠む(作る)。2、短歌を多く読む。

       3、自分の作品を声に出す。 4、「詩人の聲」を聞く(詩集を読む)



 名歌を読めば名歌が生まれる。


 講座終了後、新年会を行った。いつもの様に噛む回数を数えて十分に話せなかった。会食は苦手だ。だが独自性が出て来たのは何よりの収穫だということは強調しておいた。


 引き続き会員を募集する。(045-922-5542)岩田自宅まで。




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