岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「霧が丘短歌会」:2014年初春

2014年01月21日 22時59分59秒 | 霧が丘短歌会
「霧が丘短歌会」 2014年 1月20日 (於)団地集会所


1、短歌の素材:

 「愛犬への愛しみ」「車窓のささる冬の夕日」「野の彼方の日没」「八手の梢」

 「春日の道の小鳥」「春の花に感ずる海の香」「山茶花の散り敷く生垣」

 「痩せた愛犬の背中」「風を切った制服姿の少女期」「庭の霜柱」「杖をつくわれ」

 「五階の屋根の青鷺」「生徒の祝い事」「街道沿いのアロエの花群」「愛犬の死」

 「冬の蒲公英」「森の細道を歩いた時の情感」「冬の日を浴びる墓石」「七草粥」

 「飴屋の職人」「沖縄の地図からくる連想」


2、主な論点:

 「5W1HのH(HOW)を大事にしよう」「言葉は的確か」「声調は良いか」

 「唐突な言葉遣いをしていないか」「オノマトペは一首が軽くなる」

 「作者の意図が正確に読者に伝わるか」「挨拶短歌ではないか」「無駄はないか」

 「一人よがりになっていないか」「連作でも一首の独立性は必要だ」

 「想像と連想(想像は虚構、連想は体験に基づくもの)は違う」など。


3、会の現状:

 ・会員数が増えて活気づくとともに、様々な傾向の作品が、
                     歌会に出詠されるようになった。

 ・それとともに会員の独自性が表れて来た。

 ・様々な傾向の作品があるので、議論も多岐にわたるようになった。

 ・次回は歌会終了後、近隣のカフェで「新年会」を行う。

 ・「斎藤茂吉と佐藤佐太郎」の正誤表を配布した。

 ・「星座」68号の「ブナの木通信」を配布、短歌の特性について考えた。

 ・今年の「角川書店」賀詞交換会での、小池光氏とのやり取りを報告した。

 ・引き続き会員を募集する。連絡先(090-8017-9217・岩田携帯)




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