岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会2018年10月

2018年10月28日 09時51分38秒 | 霧が丘短歌会
霧が丘短歌会2018年10月22日 於)霧が丘グリーンタウン集会所

 短歌の初心者が含まれているにもかかわらず、表現しようとする抒情が定まっている。日常報告的な作品がない。余計な言葉があり、必要な言葉がはいっていない。こういう問題はあるが、石川啄木のいう「命の1秒」、尾崎左永子のいう「ちょっとした感動」を何とか表現しようという意欲が感じられる。


 ただまだ短歌作品の読みが足りない。近代短歌の素養も必要だが現代短歌を読む必要がある。そこで試みたことが一つ。砂子屋書房の『尾崎左永子歌集』を毎回1ページずつ輪読することにした。


 前回にも岩波文庫の『斉藤茂吉歌集』などをすすめておいたのだが、古くてなじめなかったそうだ。一人が作品を2回音読し、僕が解説。これを全員が一人一首ずつ順番に繰り返す。これで短歌をたくさん読む、作品を音読する機会が増えそうだ。


 新聞歌壇だけを読んでいた会員も多かったので、これはかなりのプラスになるだろう。


 最後に4原則を確認した。


 1、短歌をたくさん読む。2、短歌をたくさん詠む。
             3、作品を声に出して読む。4、現代詩を読む。



 引き続き会員を募集する。講座は毎月第四月曜10:00から12:00まで。一回2000円。詠草は一人3首。開催日の4日前までに岩田宅へポスティングまたは郵送。


申し込み問い合わせ、045-922-5542(岩田宅まで)


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