「霧が丘短歌会」2013年3月 於)団地集会所
1、短歌の素材:
「桜の花芽」「晩冬のアネモネ」「花粉と黄砂の漂う空」「嫁ぐ娘に贈る雛の折り紙」
「地蔵堂の前に聞く鉦の音」「梅の蕾」「木々の間の鵯」
「河原で西風に揺れる柳、桃、沈丁花」「黄砂に煙る夕暮に子らに帰宅を促す」
「ささやかに包装された贈り物を無造作に出す君」「樹齢200年の松の傍らの白梅」
「暁の月」「完読の本」「春霞の漂う空に向かう白木蓮」「走り去る通過電車」
「映画『旅情』『ローマの休日』」「講演する日野原重明」
2、主な論点:
「焦点を絞る」「感動の中心を絞る」「子供の言葉は詩的ではあるが詩そのものではない」
「比喩は平凡でないものを」「短歌は映画の解説ではない」「的確な言葉を使う」
「言葉に寄りかからない」「オノマトペの是非」「日常語をそのまま使わない」
「一首の中に人名を入れることの是非」
3、会の運営について:
・遠方からの会員が、会の活力になっている。
・引き続き、通信会員、添削会員を募集する。
連絡:090-8017-9217(岩田携帯)