「霧が丘短歌会」 2014年3月24日 於)団地集会所
1、短歌の素材:
「寒い路地の沈丁花」「巨大客船」「雪の下の花の勢い」「寒い風の中の薔薇」
「木々の芽立ち」「白鳥の声」「満月の近い白い月」「大輪の白バラ」「横浜三塔」
「霜解けの畑に蒔くジャガイモ」「寒気のあとの人の歩み」「歌会に磨く言葉」
「雪に溶け込む紅梅」「ベビーカーの母と子」「夕暮の茶房に見る街」「愛犬の死」
「夜明け前の街」「友人の死」「雨の畑に感じる春」「歌の心」
2、おもな論点:
「固有名詞の是非」「焦点は絞れているか」「読者に伝わるか」「主題の整理」
「言葉は適切か」「横浜以外の人に伝わるか」「一首が通っているか」「主語は明確か」
「語感は悪くないか」「説明ではないか」「短歌に敬語は不要」「情景が浮かぶか」
「原因結果を説明してはいないか」「言葉に寄りかかっていないか」
(言葉へのこだわりは必要だが、過剰な思い入れは失敗のもと)
「表現したいことが整理されているか」
3、会の運営ほか:
・言葉に過不足はあるが、会員それぞれの熱意と独自性が現れてきた。
・「運河」368号の「歌集紹介」を配布し、短歌の「ヘソ」を学習した。
・鵜飼康東「断片」(現代短歌社 刊)、尾崎左永子歌集(正・続 砂子屋書房刊)、
「佐藤佐太郎歌集」(岩波文庫)を推薦歌集として会員に紹介した。
・「星座α」のコピーを配布し、他人の作品を読むのを推奨した。
・短歌の上達法・・・「短歌を詠む(作る)」「短歌を読む(読書)」
「短歌を読む(音読)」をなるべく多くすること。
・引き続き会員を募集する・・・(090-8017-9217 岩田携帯)