「霧が丘短歌会」12月16日 於)団地集会所
1、短歌の素材:
「冬の夜に輝く星」「街道を埋めるほど散る枯葉」「ベビーカーの幼子とその母」
「シベリアを過ぎる飛行機の窓の氷」「引き潮の浜に立つ感慨」「鰰寿司と笹の葉」
「乙女椿の花」「消えた彗星」「雪の中の南天」「小鳥の群れる森を歩く」
「苔庭に散る紅葉」「月の形に連想するナポリ」「秋の真昼の漁港」
「クリスマスローズ」「知人から貰った菓子」「補聴器を試す」「短歌の朗読」
「川に映る水鳥の影」「年賀状を出した感慨」「歌人の年齢」
2、主な論点:
「言葉は適切か」「言葉が古すぎはしないか」「擬人法の是非」「助詞の工夫」
「オノマトペの是非」「一人合点ではないか」「読者に意味が伝わるか」
「商品名を入れると表現がルーズになる」「動詞が多いと落ち着かない」
「5W1HのHOWが一首の良しあしに大きな影響を与える」
「『事』を詠まずに『もの』を詠め」「情景を読むなら景がたつように」
3、会の開催状況:
・会員それぞれの視点の違いが明確になりつつある。
・また堅実に作品を作れる会員もいる。
・時間が足りなくなるほど論点に関しての質疑応答があった。
・「てにをは」をなおすだけで、作品として成立させられる会員も出て来た。
・総じて会員の進歩が顕著だった。
・会員が増えて活気が出て来た。
・引き続き「添削会員」「遠隔会員」を募集する。
(連絡先 090-8017-9217 岩田携帯)
