岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「霧が丘短歌会」:2013年晩夏

2013年08月27日 23時59分59秒 | 霧が丘短歌会
「霧が丘短歌会」 2013年8月26日 於)団地集会所

1、短歌の素材:

 「草むらに咲くモジズリ」「秋草の中に生うるエノコログサと幼子」

 「海の底の砂に生まれる潮騒」「アメンボの泳ぐ水の輪の広がり」「届けられた手紙の宛名」

 「鳥の声に感じる森の深さ」「夕闇に鳴くカエルの声の響き」

 「山あいの九十九折のヒグラシの響き」「花火師に歓声と拍手よ届け」「万緑の中を車で走る」

 「戦争と宮柊二の歌」「邪心なき人を尊ぶ日曜」「落ちゼミの途切れ途切れの旋律」

 「特攻の声を聞かしむ記念館」「機の根を求めて歩く蟻と蝉」「炎暑の中の山車囃子」

 「『草枕』の一場面」「手術の前日に散る桜


2、主な論点:

 「過去形の『つ』と副詞「つつ」の混同は間違え」「結句に工夫の余地はないか」

 「事実の説明は禁」「素直な叙景歌である」「挨拶短歌は禁」「結句で意味が左右される」

 「結句の工夫の必要性」「吾に近づけ吾を詠め」「反戦の歌でもプロパガンダは禁」

 「言葉は適切か」「小説のあらすじを短歌にしても意味がない」

3、会のもち方:

 ・佐藤佐太郎の「帰潮」の「後記」を読み、今後継続して輪読をしていく。

 ・10月は例会のあと懇親会を開催する。

 ・引き続き「遠隔会員」「添削会員」を募集する。

   (連絡先 090-8017-9217岩田携帯)





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