霧が丘短歌会 2013年1月 於)団地集会所
1、短歌の素材:
「残雪の凍る道に降る雨」「茎の折れた枯れすすき」「雨が止んだ後の朝光(あさかげ)」
「葉隠に見る冬の青空」「北国に住む人への思い」「吹雪が止んだ後の冬の青空」
「亡き母の作った鱠和え」「凍った土を掘って抜く九条ねぎ」「酸味異なる三つの林檎」
「体育館で聞くコーラス」「歴史のある庚申塔」「風邪ひきの職人」
「一日留守番をした飼い犬」「シンプルに生きようという姿勢」
「厳冬のクヌギ林の啄木鳥」「亡き母の面影」「苦しみを忘れようとした生き方」
「故郷の厳しい自然」
2、主な論点:
「連体形で終わらすと一首の弛む場合がある」「言葉の使い方に無理はないか」
「漢字表記の問題」「要らない言葉はないか」「字余りの効用」「結句の工夫」
「倒置法のあり方」「初句の工夫」「助詞のあり方」「もっと的確な言葉はないか」
「固有名詞の是非」「声に出して無理はないか」「略語の是非と下の句の工夫」
「中心を一つに絞る」
3、会のあり方:
・会員それぞれの個性が出て来た。新入会員が入った影響による。
・遠隔地から来る会員、団地の住人、それぞれの視点が異なって刺激になっている。
・僕が「星座」の選者になったことも発表した。
・引き続き遠隔会員、添削会員の募集をする。
(連絡先:090-8017-9217岩田携帯)