霧が丘短歌会 2017年5月23日 於)団地集会所
この講座は毎月第四月曜日に開かれている。だが今月は第四火曜日に開催した。そのため欠席者が多かった。そこで毎月第四月曜日に固定することとした。
出詠歌の水準が高くなってきた。表現の細部で工夫の余地はあるものの事実報告的なもの感想文的なものがなくなってきた。表現しようとする抒情が明確なのだ。作品化するまえに作者個人のなかで情感を確認しているようだ。
今年に入ってから現代短歌の主要作家の作品を紹介している。前衛短歌の岡井隆、塚本邦雄、寺山修司はすでに紹介し、近藤芳美、宮修二と紹介した。
会員も熱心だ。質問が絶えない。僕の説明を疑っているのではない。自分で納得するようにしているのだ。これは大切で僕も尾崎主筆に散々質問した時期があった。だから質問を推奨している。
工夫の余地としては下の句に問題があることが多い。ここが短歌の難しいところ。下の句まで一気に読み下すように創作するのをこころがけたいところだ。また自分の作品を客観的に見るのは難しい。短歌会の講座はそのいい機会になる。
ここでの批評が「星座」「星座α」での僕の活動の糧ともなっている。僕にとって宝のような短歌会だ。
引き続き会員を募集する。問い合わせは岩田の自宅まで。045-922-5542