岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会2019年9月

2019年09月30日 19時40分47秒 | 霧が丘短歌会
霧が丘短歌会 2019年9月30日 於)霧が丘グリータウン第一住宅集会所。


 作品の良さの条件。それは、作品の素材(着眼点)、作品の主題(抒情の質と内容)だ。最近とみに顕著なのは、会員の作品の着眼点がよくなってきたことだ。表現しようとする抒情の質と内容も明確になって来た。

 問題は、語彙、声調、語感、リズムだ。作品の批評が一通り終わったときに、「星座α」の尾崎主筆の作品を、10首前後、全員で声に出して音読することにした。下手な解説より、こちらの方が、効果があるし喜ばれる。次回から毎回声に出すことにした。


 出詠作品の素材:「虫の音を聞きながらの回想」「夕暮の祭り太鼓」「夏蝉の骸」
  「若い日の詠んだ詩集への思い」「敬老の日に送られてきた中学生の葉書」
  「飛び立つカラス」「市庁舎のおかしな建て替え」「大輪の赤い花」
  「老いの寂しさ」「手術の体験」「中秋の名月」。これに独特の切り込みがあった。


課題:「助詞の用法『てにをは』」「語句の選択」「表現の今一歩の工夫」。

  わずかなアドバイスで作品が見違えるようになる。これには出席者全員が驚いた。かなり歌境に進展がある。

 10月は会員の自宅でのお茶会。10月20日。10:00から。
     短歌会。10月28日。10:00から。

 
 引き続き会員を募集する。

 毎月、第4月曜。10:00から12:00。上記集会所にて。参加費2000円。

 申し込み、問い合わせ。045-922-5542(岩田宅)



 




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